ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

アクーカンソーオン

 

 

 

 

2021/7/5

 

アクーカンソーオン

 

気温が高まり、毎年の通り、建物の最上階たる私のアジトは亜空間へと変貌しました。暑いのです。いやもく暑いとかもうそんな話ではない。空間が歪んでいる。測ってないけどたぶん3.1次元くらいにはなってる。

最上階、かつ低い天井なのが原因でしょう。日中でこんがり焼かれた天井が、部屋全体を押し潰そうとしています。もはや重力すらも感じる。窓が開けられればまだマシな日もあるのですが、現在、真横の敷地で濁流のような工事が行われていますので、とても開けられたものではないです。窓を閉めていても、受験生が軒並み発狂するくらいの音はしてます。工事期間はあと8ヶ月。まじでうっせぇわ、あなたが思うより不健康ですよこちらは。

なので結局、窓を閉じ切り、エアコンを効かせた部屋に籠ることになるのです。本当はエアコン、あまり得意じゃないのですよな。喉にも良くないし。使わずに支障がないなら使わないでおきたい。必要だから使うけれど。

蝉もぼちぼち鳴き始めました。暑い部屋で窓開けて扇風機だけ回して、外は溢れんばかりの光、静寂の中で蝉だけ鳴いている、ってシチュエーションが好きなのですが、今年はどうにも騒々しい夏になりそうです。勿体無いなぁ。