ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

燃えよ弦

 

 

 

 

2021/10/16

 

燃えよ弦

 

小倉FUSEにて、ライブでありました。

小倉の新鋭、wiquetの企画。主催は若い、共演も若い、お客さんもみな若いと、凄まじい若さに囲まれながら、とても楽しくやらせて頂きました。共演者の中には私と干支が同じ人間もいらっしゃいました。驚愕。来る所まで来ましたなこいつは。

しかし、若いバンドが頑張っているのは、とても嬉しいものです。若いバンド、十代後半とか、二十代前半の奴らのやるバンド。そういうバンドが、界隈には絶対的に必要なのであります。それはもう、もはや我々には埋められないポジションであり、我々の手の及ばない領域なのです。

彼等の存在は数多の可能性です。完璧な演奏とか、絶対なパフォーマンスなんて求めてはないです。ただ魂を燃やす様を、客席に見せて欲しい。人が魂を燃やせる空間なんて世の中にはそうそうなく、知らない人は一生知らないまま死んでいきます。その中で皆さんは辿り着いてしまいました。ライブハウスという場所を知ってしまいました。それはもう、燃やすしかないのです。火です、火を点けるのです。キャンプファイヤーみたいな豪快さとか、花火みたいな華麗さは出さないかもしれませんが、どんな小さな火だって同じ火であることには変わりません。自然発火なんて存在しないですよ、自分で点けるしかないのです。

どんどん燃やしていきましょう。若いうちはただ燃やすだけで最高、及び最強であります。間違っても後年「もっと燃やしておけばよかった」なんて思う事がないように。胸の内にある燃料は、経年で湿気ってしまわないうちに、すべて燃やし尽くしちまいましょう。

 

我々も、まだまだ、燃やします。このくらいになってくると流石に、ただ燃やすだけで賞賛はされませんが、「燃やす」という行為自体は変わらないものです。

ありがとう、ございました。

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