ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

先輩としての

 

 

 

 

2021/6/13

 

先輩としての

 

小倉FUSEにて、ライブでありました。

ガーガーと弾いて、ギャーギャーと叫んで、ウォーと暴れてきました。とても楽しかったです。ありがとうございましたぜ。

 

本日は後輩であります、エクリチュールのリリース企画でした。後輩、といっても、対バンはおろか話したこともあまりなかったですが、呼んでもらえて凄い嬉しいです。全国の後輩たちよ。大体の場合、先輩は呼ばれて嬉しいぞ。覚えておけ。

後輩、後輩。そう、私もバンド初めて12年ですので、結構な数の後輩がいます。もとい、いました。ほとんどはバンドを辞めるか、ほぼ活動をしなくなってしまいました。悲しいですが、先輩として良い思いをさせてあげられなかった、我々にも責任の一端はあります。非常に申し訳ない。

誰か年下が福岡や北九州辺りでバンドを始めれば、僭越ではありますが我々は地元の先輩、という立場になります。しかし先輩として与えられるような、いわゆる「社会的な力」が我々にはないので、責任感を省みては少しバツの悪い表情になってしまいます。もっと力があればなぁ。ところで辞めなかった後輩って、結構我々より力持ってたりするんだよなぁ。その辺は、実に不甲斐ない。実に、参る。

なのでまぁ、せめてね。何よりも格好の良いライブを、熟成させまくった感情を、なくなるほど研ぎ澄ました衝撃を、しっかりと叩きつけてやります。良い思いはさせてあげられませんが、対バンして苦い思いをさせてやりましょう。それが我々が後輩に提示できる、数少ない責任だと思っております。

辞めていった後輩たちより、辞めなくて我々より力を持っている後輩たちより、誰よりも格好良く存在してやります。

 

辞めない限り、また界隈から全力で干されない限り、我々は先輩であり続けなければなりません。しっかりと先輩、やってやります。宜しくお願いします。