ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

リードギターは難しい

 

 

 

 

2021/11/13

リードギターは難しい

雪崩のような布団を浴び飽きるほど眠り、眠気のカスまでコロコロで取り終えた身体で、ギターのレコーディングをしていました。AIノンフィクションの、リードギターです。

ベースとリズムギターはまだできる、しかし歌とリードギターの録音だけは、たっぷりと眠らないと無理なのです。演奏のパフォーマンスも勿論として、一番大事なのはOKテイクを選ぶ判断力、これです。そこがしっかりしていないと、どんな演奏をしても大体無駄。奇跡の出来栄え以外のテイクが沼の中に沈みます。

寝不足は疲弊状態で無理矢理レコーディングした日は結構ありましたが、翌朝聞いてみたら大変宜しくなく、大体は録り直しになっています。あの時の絶望感ったらないですよ。4時間くらい追加で不貞寝しても良いくらいです。

それでもリズムギターとかベースならば、普段から結構力づくでやってるのでギリギリで何とかなりますが、歌とリードギターはね、もう、無理。リズムに乗って精密な動きをするってのは、バンド経験12年の中でほとんどやってないので、もう初心者に近い。自分で録るたびいつも、ソウイチロウくんに感謝と称賛を送っております。

今日はたっぷり眠り、コーヒーを脳に挿れて、発狂とリテイクを繰り返しながら、何とかリードギターを録り終えました。どんだけ辛くても、難しくても、録り終えなければ次に進めないのでね。この曲も多分もう4ヶ月くらい作っている。いい加減にしておかねばならぬ。

あとの作業は練習を必要としないので、比較的楽です。ぼちぼちやっていきましょう。バンド作業もあるので公開はたぶんまだ先になりますが、まぁ、ぼちぼち。