ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

悪巧みたち

 

 

 

 

2022/5/2

悪巧みたち

また映画、観てました。「ジェントルメン」という、昨年公開のイギリス映画です。

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麻薬王の金を巡って悪人どもが謀略を巡らす、というクライムアクション、かつ群像劇です。監督はガイリッチー。格好良い群像劇を撮らせたらこいつはピカイチです。スクリーンの中、存分に悪巧みをする男たちの、ウィットにクールにスタイリッシュ面々。存分に楽しませて頂きましたぜ。

ただ私は監督の過去作「ロックストック&トゥースモーキングバレルズ」の方が好きでしたな。映画の趣向は全く一緒、男たちが悪巧みする映画なんですが、あっちの方が、単純に笑えるので好きです。ガイリッチー作品はたぶん「スナッチ」が一番有名ですが、私はやはり「ロックストック〜」ですね。アレは本当に、笑える。

 

基本的に、笑える映画が好きです。それもギャグみたいなのがあるんじゃなくて、登場人物は真剣にぶつかり合っているのに、第三者視点で見ると笑えてくる、っていうのが、たまらんのです。あと私は群像劇も好きなので、邦画では三谷幸喜作品なんかがわかりやすいですね。ああいうのが、好きです。

面白い、笑えるっていうのは、とても大事なことだと思っています。悲しいシーンでも、緊迫したシーンでも、状況さえ整えば笑いは起きます。私は何度も、好きな映画の大事なシーンでは、泣きながら笑ってきました。別にそれが必須だとは思ってない、場合によっちゃ笑いが邪魔になるシーンもあるでしょうが、私はやはり、笑えるヤツが好きです。

何故私は、笑えるのが好きなんでしょうか、なんででしょうかね。子供のころから、人を驚かせたり、笑わせたりするのが好きだったからかもしれません。そこには何かしら、人の考えを裏切るような仕掛けがあって、いつのまにか、その仕掛け自体を愛するようになっているのかもしれません。その辺はホラー映画なんかにも通ずるものがあると思います。アレは喜劇じゃないですが、なんか「ホラー映画」ってだけで、存在それ自体が喜劇になってるフシもあります。

そしてそういう、仕掛けで驚かせたりするってのは、現在にも通ずるものがあります。音楽だったり、前にやった演劇だったり、ボカロの真似事をしてみたりと、何かしら驚かせたい気持ちはあります。いいもの作りながら、アッと驚かせてやりたいですな。「驚かせたい」って言ってしまうとハードルは上がっちゃうのですが、まぁ頑張りますぜ。