ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

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2022/5/23

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昨日は練習だったので、朝目覚めたのはソウイチロウ君宅。挨拶と相談と冗談を交わして、家を出たのは昼でした。

帰りのバスの時間が中途半端だったので、昼食を食べて帰ることに。北九大近くの定食屋、メグに行ってきました。

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大学時代、何度となくお世話になってきました定食屋、メグの唐揚げ定食屋。宅配もやっていて、近所なら住所を言わずともマンション名だけで持ってきてくれる良きお店です。北九大ならサークル名を言えば部室まで持ってきてくれる事もあり、北九大生でこれを食べたことのない人間は存在しないでしょう。もはや北九大の一部と言ってもいい。外部食堂です。

 

食べ終えたら折角なので、バスの時間まで大学の中庭をふらついていました。大学、懐かしいですな。もう卒業から十年も経ってしまいましたが、あの日々は私の脳裏にこびりついて離れません。綺麗に剥がせなかったポスターの端のように、いつまでも跡が残っているのです。

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サークルの部室の入口。懐かしいもんです。暗い階段も、汚い壁も、そのまま残っています。流石に部室までは入れませんでしたが、外から眺めているだけで、あの日々は滲み出すもんです。

別にそんな、美しい思い出ってわけじゃないです。結構にくすんでいて、埃もかぶって日にも焼けてしまっています。他の人が見ても価値なんざわからんモノでしょうが、しかしそれは確かに私のモノなのです。かつての私がその中にいて、その私があって今の私があるのです。楽しい日々でしたが、大した日々ではない、ほとんどはしょーもない日々でした。それでも、それは今の私の成分表示の中に、確実に記されているのです。