ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

なやみごと

2023/1/17

銭湯にて多量の湯に浸かり、致死量ギリギリの熱気を浴び、脳味噌のくすみと汚れを剥がしていました。年始から忙しかったので、銭湯はこれが今年初になります。本当は、銭湯なんてのは忙しい時こそ行くべきなんですがね。中々難しいもんです。

ロビーにて熱い茶を啜りながら、考え事をしていました。「レコ発が終わる」という、作業をサボるための免罪符もぼちぼち有効期限が迫っているので、そろそろちゃんとせねばなりません。

とりあえず、新曲の歌詞を考えていました。新曲の披露はまだ少し先なのですが、昨年、歌詞の制作に最後まで悩まされたので、早め早めに着手しています。年明けて少し経ち、昨年の反省をしっかりと活かしていくのは、生まれて初めてかもしれません。今年の私は一味違うぜ。いつまで一味違くいられるのか、今年も見ものだぜ。

また、まだまだ考えなければならないこと、悩まなければならないことは沢山あります。こういうモノは、ひとつ解決すれば、またみっつくらい増えてしまうタチの悪いモノです。総量が減ることはあれど、なくなる事はないでしょう。かといって考えることを諦めてしまえば、それは人間を放棄したも同じ事です。これは人類の義務であります。

だから本当は、悩みとか、考え事をとか、そういうのがある状態が人間ってのはデフォルトなもんで、このまま一生、死ぬまでこのことからは逃げられないんでしょう。考えて悩んで、解決したりしなかったりしながら、これからも続いていくんです。いやぁ、中々に塩が効いていますな。しょっぱいぜ、人生。

まぁ、考えるよりも早く始めた方がいいことも、人生には沢山あるんですがね。やりましょ、早く。はやくやらなきゃ、と考えるだけ考えながら、私は銭湯を後にするのです。