ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ココロオドルホーエ

2023/2/15

かつてタモさんが「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」と言った事があるそうです。すごく良い言葉ですね。みんなよく覚えておけ。

幼少時分は何にでも真剣でした。全力でした。漫画を読むのも、アニメを見るのも、友達と遊ぶのも、片手間にやることはほとんどなかったと思います。当たり前ですが当時は今ほど知識も経験もないので、今よりも没頭しやすかったのはありますが。

大人になってからというもの、真剣に取り組めるものが減ってきました。片手間や惰性で娯楽に触れることも増えてきました。もちろん、昔とは違う楽しみ方ができるようになったことも沢山あるのですが、それでも楽しみの総量としては昔の方が多かったと思います。

真剣は楽しいが疲れるということに気がついてしまったこと。人生をうまく回すには遊びで疲れている場合じゃない状況が多々あるということ。モノのパターンを知ってしまって、娯楽の結果がある程度見えるようになってしまったこと。原因としては色々あります。映画を見たいな、本を読まなきゃな、と思いながらずっと液晶を眺めているのが昨今の我々なのです。いやまぁ、誰も悪くないんですがね。

だからまぁ、せめて真剣に取り組めそうなことには、真剣に取り組んでいきましょう。興味や関心が動くのならば、動くものを存分に動かしていきましょう。動かないなら動くものを探しましょう。心を躍らせないと、人生ってのは損ですぜ。「そうしないと楽しくない」なんて言いませんがね、楽しくないよりは楽しい方が良いです。正確には、自分が「良い」と思う方が、良いです。

もちろん時には、自分が「楽しくない」を選ぶことによって、その方がより自分が「良い」と感じられるパターンもあるかもしれません。その辺は誇りだったり美学だったり、そういうのを優先していきましょう。何にせよ。心躍る日々を過ごしましょうぜ。という話です。という事で、私は今友人たちとの遊びの準備をしています。心躍るぜ。