ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

頑張りについて

2024/4/19

朝起きて仕事を終えたら、先日録音したドラムをいじったり、新たに歌詞を書いたりしていました。こう書くといかにも頑張ってる風ですが、合間合間には無限の虚無みたいな時間が挟まれており、かつドラムも歌詞もそこまで突っ込んだ作業はしていないので、そうでもないです。しかし真にサボっていた訳ではなく、それでも人生を削るほど頑張っていた訳でもない、薄ぼんやりとした曇りみたいな日中でした。春っぽくて丁度良いですね。良くはないですが。

 

往々にして、私はこういう「頑張ってません」みたいな事をブログによく書きます。別に書かなくてもよいのですが、多分その日に頑張ってないのは事実なので、自戒も込めて書いています。いわゆる「テスト全然勉強してないわ〜」みたいなもんです、しかし私の場合謙遜でなくマジで頑張っていません。そこんところはご留意ください。

ただ、頑張ってなくとも、作業には手をつけるようにはしています。手をつけるに至らずとも、きちんと考えたりはしています。何かしらの算段がなければ、バンドなんてできやしません。そういう意味では頑張ってはいずとも、事柄は前に進めています。本当に何もしてない日は「サボった」もしくは「急遽、休みの日にした」と書いています。それ以外の日は、まぁ何かしらやっています。

しかしそれにしたって、世の中の情勢を見れば、私なんて全然頑張っていない方だと思います。世の中にはマジで、私から見りゃ狂ってるんじゃないかと思うくらいの方々がいますからね。特に本気でバンドやって、きちんとした運営ができている人なんかすげぇもんです。私には無理なことので、非常に尊敬します。

「もっと頑張れ」とは皆さん思うでしょうし、私も思いますが、昔それで失敗、というか心も身体も荒んでしまって季節があるので、今では努力目標として置いている形です。あの時期は本当によくなかった。「あの頃はギラついてた」なんて言われてますが、ただイライラしていただけです。それが格好悪いとは言いませんが、今の方が何十倍格好良い自信がありますからね。このくらいが丁度良いのです、たぶん。

何にせよ、やってもやらなくても、その時々で締め切りは近づいてきます。毎秒1秒ずつ、時速1時間の速度で期日は私に迫ります。どうせやらねばならんのです。迫れば人生を削ってやるので、頑張ることの総量はそんなに変わらないんじゃないでしょうか。流れるままに、やりますよ。