ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

罪滅ぼしライト

 

 

 

 

2022/9/6

罪滅ぼしライト

昨夜は台風、窓を叩き建物が揺れるほどの雨と風にロクに眠れず、惰眠の朝を過ごしました。正確には夜遅くまでグダグダと本を読んでいたせいなのですが、昨夜なら台風のせいにできるので運がよかったです。おのれ台風め、二度目はないぞ。

今朝は仕事はなかったとはいえ、遅すぎる起床に責任はひしひしと感じています。こういう日は作業に没頭するに限る。行程をたくさん進めることができれば、罪悪感も和少しはらぐってもんです。というかもう、最近はこういう前提でもないと没頭できなくなってる気がします。最近でもないか、中学くらいからそうかも。

して、ドラムの編集をしてました。打ち込んだドラムのフレーズを精査したり、「ベロシティ」なんて格好いい名前のついた音の強さを操作したりしていました。難しいことを考えず、例えば4拍の最初のバスドラムだけちょっと強くするだけで、少しリズムに抑揚が生まれるから面白いもんです。たとえ声でも「いち、にー、さん、しー」の「いち」だけ少し大きい声で言えば抑揚が生まれますしね。「さん」を少し小さくしたりすればまた面白くなります。音楽って面白い。

実際、操作してみたらやはりそれだけでドラムが面白くなります。この「面白く」っていうのが大事なんですよね。面白いというのは情報量が増えた証でもあるので。「面白くないのが面白い」みたいな特殊なケースでなければ、基本的に面白いのは正義です。「変」とか「笑える」みたいな意味とは別としてね。

とはいえドラムは詳しくはないので、適当に感覚で弄っておりました。A、B、サビとどんどん打ち込んで行きますが、正解かどうかは全然わからん。正規のドラマーさんが聞いたら噴飯ものかもしれないのが怖いですが、確認するのはもっと怖いので私はもうこれでいきます。変な形にはなってないとは思うのですがね。ドラムなぁ、いずれちゃんと勉強をせねば。

 

ポチりポチりと左クリックをして、作業はまぁ1時間前後くらいで終わりました。結構精神を使うとはいえ、曲を作る全体の作業としては木っ端も木っ端です。大した仕事じゃありません。それでも終わらせたら少しスッキリしていて、今朝の罪悪感なんてなくなってるから不思議。めんどくさいんだかわかりやすいんだか、わからんもんです、私。