ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

「やる」

 

 

 

 

2022/1/29

「やる」

熊本NAVAROにて、ライブでした。呼んでくれたキッチン、見てくれたお客さん、関係者の皆様、ありがとうございました。とても楽しく、叫び散らかしました。

ソウイチロウ君の体調不良続行のため、再びスリーピースでの出演となりました今回。それでも見たいと言ってくれたキッチンのため、お客さんのため、我々のため、ソウイチロウ君のため、命懸けでライブを敢行いたしました。いや本当に死ぬかと思った。4人が3人になっても、やる事自体はそこまで変化はしていないのに、体力と酸素の消費は3割増しくらいになっている。やはり気持ちの問題なのか。ライブの不思議です。

しかしその甲斐あってか、良いライブができたみたいです。良い演奏ができた自信はまるでないですが、ステージ上で問われるのは「上手いか下手か」じゃなく「「やる」か「やらない」か」のようで、その面では存分に「やる」ライブができたと思っています。

今回、キャンセルや弾き語りでの出演と比べて、スリーピースでやるこの形態が一番、金も時間も手間もかかる形でしたが、だからこそ選んで本当に良かったと思っています。本当に、熊本、来れて良かったし、来てよかった。心の底からそう思います。ありがとうございました。

 

今回の行程は、そもそも熊本まで行くのにも不安を感じた私は、みょーちんにスタッフ兼運転手をお願いしました。ドライバーみょーちんと、サポートの岡田くんとコージーと私、4人できゃいきゃい騒ぎながら九州道を刻んで行きました。車内のサポート率は驚異の75%、ノンフィクション、ついにここまで来たか。

スリーピースでのライブ、しかも一番楽器の上手いであろうソウイチロウ君の不在とあっても、サポートの岡田くんとコージーは「やる」と即決してくれました。みょーちんも、2日前くらいのお願いにも関わらず、運転を受け持ってくれました。本当に良い奴等です。ありがてぇ。ありがとうね本当に。

我々は、想像以上に、沢山の人に助けられて生きてます。そもそもサポート形態なので当たり前なんですが、助けられなけりゃライブすらできません。

与えられたものが多すぎて、すべて返しきれる自信はまるでありませんが、せめて不誠実な事がないように、皆の失望を買うことがないように、責任をもって生きていこうと思います。

まだまだ、やります。これからも、宜しくお願いします。

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