ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ヨイイヨク

2024/6/17

体調もようやく取り戻し、そろそろやっと日常へと回帰できそうです。今日はピーシーの整理をしたり、ベースをひっ叩いたりしていました。慣れない指弾きでベンベンと、本録音に向けた形成されていく本番前の仮録音、いわゆるプリプロプリプロだからと調子に乗って入れた複雑なフレーズを、果たして本番の私は弾けるのでしょうか。今から戦慄しています。

まだ派手な動きはできないものの、少しずつ、本作業へ向かう気力と意欲が湧いてきました。気力もそうなんですが、やはり意欲だって大事です。何があっても意欲がなければ片手落ち。物事はロクな動きやしません。

もちろん自分の音源ですから、作る意欲は充分にあります。ただそれと、毎日の作業のモチベーションを維持できるかというのは別問題です。特待生だって部活をサボりたい日くらいあります。フードファイターだって食べたくない日くらいあります。それが人間ってもんです。どうでもいいですけどフードファイターって何なんでしょうね。よく考えれば、マジで何なんでしょうね。ファイターて。

意欲ってのは、蛇口をひねれば出てくるようなモノではないので、どうにか自ら生み出さねばなりません。汗腺から自然に出る日もあれば、喉奥にいくら手を突っ込んでも出ない日もあります。出る条件なんかは諸説あるでしょうが、私の経験からすればやはり運ですかね。全部じゃないにしても、比重は結構デカいと思います。体調を崩して意欲を失くすのも、ある意味では運が悪いと言って良いかもしれません。

しかしまぁ、今はまだマシとしても、もう少しすれば意欲のあるなし関係なしに作業をしなければいけないタームが訪れます。じきに地獄の釜が開くので、そうなればもう今日の話は何も関係ありません。ただ私が煮らるるだけです。そうなる日を恐れながら、今意欲があるうちに、少しでも先に進めておくのです。本当に、怖い。