ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

1月15日

朝、と言っていいのかわからないが、11時半に起床。

昨日はボードゲーム会の後、結局4時過ぎごろに帰宅し、ブログを更新し、5時ごろに眠るといった、朝、と言っていいのかわからないが、11時半に起床。

昨日はボードゲーム会の後、結局4時過ぎごろに帰宅し、ブログを更新し、5時ごろに眠るといった顛末、大学生か。

 

とりあえず本日私は、必ずや郵便物を受け取らなければならない。それがなければ、動画の編集ができないのだ。

いつ来るか、早めに来るのが望ましい、寝てる間には来てないようだが。

一応確認をしてみる。

 

絶句。

注文が、通って、いない。

いや、通ってはいたのだが、注文がキャンセルになっている。

 

そうか、先日買ったMacBook Proの桁違いの打撃により、クレジットの利用可能枠が激減していたのだ。調べてみると、使える額は600円であった。くそ笑った。

 

いや、笑ってる場合では無い。

今日中に「ノンフィクションの映像」を仕上げねば、まずいのである。

注文していた外付けSSDがないのは、致命傷である。

 

仕方ない、ないものはない。

苦肉の策で、 10年ほど前に購入した化石のような外付けハードディスクを使う。軽自動車で福岡から東京に向かうようなもんだが、ないものは、ない。

そういえば、一回だけ行ったな。東京。

 

まずは、材料となる全ての動画を、オムスターへとぶちこむ。

(「化石のような外付けハードディスク」では長いので、便宜上、以降はオムスターと呼ぶ)

 1月の前半に撮った動画の合計は199本。

まず1本オムスターに入れてみる。

2分かかる。

 

おい。

ちょっと待ってくれオムスター君。

199本だよ?わかっているかい?

特性のすいすいはどうした?水ぶっかけるか?

 

絶望と焦燥から、グダグダと時間を潰す。

何か別のことをやればいいのに。そんなことはわかっている。できやしないのをわかってくれ。

オムスター君の鳴き声と、コタツの駆動音だけが、空間に反射して、焦燥は加速する。

だが、少し文章をしたため、少し連絡を取った以外は、何もできやしない。

虚しく

 

結局、オムスター君がその鳴き声を止めた時には17:00を回っていた。

急ぎ、作成にとりかかる。

が、一気にできる訳はなく、見通しと材料の調節を行い、夕食を頂きに実家へ。

ロクに部屋から動いてないので、少し余分に歩いて向かう。

 

歩き、少しだけ落ち着く。

知らぬ家の夕飯の匂いで、空腹を思い出す。

なんか中華風の何かにごま油ぶっかけたみたいな匂いだった。

給食、とか思い出す。

 

実家にて談笑。

この後は動画制作をせねばならんので、早めに帰宅したいところ。

しかし、そこは実家である。

その居心地の良さは、むしろきつい時ほど人を堕落させる。

誘惑をそれなりで振り切って事務所へと戻る。

 

大阪のバンド、完全にノンフィクションの、解散の報告を見る。

少し前に本人から直接聞いていたが、やはり、意気消沈する。

私の青春の、間違いなく一画であった。

知っていたけど、解散ライブにも行けないときたもんだ。

本当に、意気消沈する。

 

ただ、何かを失う時と言うのは、大体こんな感じだった気もする。

 

気を取り直す。

さてここからは、ひたすらに動画を作る作業。

と見せかけて、やらねばならんことがいくつかあるのが、ネック。

このブログもその一つである。

 

新しいアルバムのプリプロを編集し、サポートの方々へと送る。

この、ちょっとした動作の時なんか、ちょいちょいの迷いで手が止まり、ちょいちょいの誘惑に付け入る隙を与え、結果ちょいちょいの、 1回3分から5分位のサボりが入り、結構な時間をロスしてしまう。

何度目でしょうか、 11時に仕上げ、動画の作成へと移る。

 

動画を並べて、文字を入れて、切る。

端的に言えばその繰り返しである。

さぁここからは、根比べだ。

 

現在23時38分。

戦闘開始である。