ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

11月22日 如何せん脳はノーサンキュー

朝は6時40分、天神のとある漫画喫茶にて起床。

起きたものの、まだアラームまで1時間ほどある。漫喫泊は、なぜかいつも、少し早めに起きてしまう。眠りが浅いとかそういうヤツだろうか、だろうな。

時間はあるし眠いので、もう一度眠る。

 

起きたら7時30分。水を飲み、持ってきたバナナとパンを食べる。

荷物をまとめて、ブースを出たら、本日はバイト、朝番である。いつものルーティンから、なんやかんやタイムカードをカシャンコと押す。暇でありますように、と、願う。

店は、それなりに暇であった。ありがとう神様、携帯をいじりながら、神に感謝をする。そのまま、まるで忙しい日のように振舞いながら、たっぷりと気を抜く。

数時間後、いつもより早い退勤をする。猟奇的な客も殆どいなかったので、後味も凄く良い。いいね、バイトが毎回こうだったらいいのに。

店を出たら、フライヤーの印刷のため、印刷屋へと赴く。駅近くの行きつけの店が移転していたので、ガッデムガッデムと呟きながら、移転先まで歩く。こちとら、昨夜の名残でアコギも背負っているので、あまり歩きたくはないんだがなぁ。

小綺麗になった印刷屋にて、フライヤーを印刷して、裁断まで行う。簡単なものだが、ないよりはマシ。そもそも遅すぎるくらいなのだ。

会計を済ませて、店を出る。再び、駅を目指す。

駅、電車に乗って、街から町へ戻る。電車の中ではブログを書く。

 

町に着く。ブログを保存しようと思ったら、間違えてここまで書いた下書きを消してしまう。これはもう、ガッデムである。ガッデムガッデム言いながら、駅の椅子に座って、書き戻しの作業を行う。冒頭の描写はもう少し量があったのだが、もう書き直す精神ではない。とにかく流れるままに書き戻す。

なんとか書き戻したら、慎重に、一度文章のコピーを取ってから、保存。よし、やっとこさ、帰る。時間を無駄にした。

 

事務所に戻る。何だか、とても疲れている。

作業をしようかと思っていたが、これは無理だ、少しだけ、眠る。

 

少しだけ、少しだけでは済まなかった。ガッツリと1時間ほど入ってしまう。しかも、まだ眠い。想像以上に、疲れが溜まっているのやもしれぬ。

何だかんだ、1時間歌ったのちの漫喫泊からの朝番である。そりゃあ疲れているか、無理もない。誤算であった。

なんとか這い出て、1時間だけでも、動画の編集をする。動画を細かく刻んで、並べまで済ませる。夜はまた弾き語りを配信せねばならん。ぬぅ。

夕方、実家へと赴き、夕食と入浴を頂く。テレビの中でコナンとルパン三世が戦い始めたら、バナナをもらって、戻る。

 

戻ったら、すぐに弾き語りの配信をする。

ロクな準備ができていなかった。食事から時間も経っておらず、歌う前に喉も鳴らしていない。「夜なのであまり大声をだせない」という制約も相まって、正直、あまりいい演奏はできなかった。

それでも、精力を振り絞りました。見て頂いた方、ありがとうございましたぜ。楽しかったです。それは本当。

終わったら、少しだけ新曲を作ろうとして右往左往、なんとなく、パクリ臭がするが、どうなのだろうか。とりあえず保留。

 

ブログを書き始める。なんとなく、音楽を流しながらやりたいので、アップルミュージックを物色する。

これは本当の話であるが、年下で、売れている人間の音楽を、あまり聞けない。もちろん、聞けるものもあるが、大体のモノは、好みであっても、脳が拒否をしていく。

「それは良くない」なんて、自分でも思う。でも、脳が拒否をするのだから仕方がない、それを押し通して好きになれるほど、人生に余裕はないのだ。

十年、それほどまでに、コンプレックスに練り固まってしまった。ここ数年、タワレコなんかに行くと、マジで体調が悪くなる。

売れておく、べきだったんだな、多分、私は。

適当に、音楽を、かけては止め、かけては止めを繰り返し、結局は無音の中でブログを書く。我ながら、情けないとは思うよ。

 

書き終わったら、もうすこし、作業であるな。

印刷の盤を、ひとつ、作らねばならぬ。