ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

11月28日 フランケンシュタイン、は博士の名前

朝は6時50分に起床。

朝のアラームを、単なるベルから弾き語りの曲に変えてみた。覚醒は緩いが、いつもより気分も緩やかである。悪くない。

起きて、水を飲む。もう、朝の水に、冷えを感じる季節になった。しばらく口内で転がした後、飲み込む。バナナと、実家からもらったパンを食べる。

本日は、バイトである。時間まで、ゆるゆると液晶と戯れる。

で、ゆるゆるとしていてら、出立が遅れる。いつもそうだ、着替えて、荷物を整え、本日もアコギを担いで、事務所を出る。

外は曇り、少しだけ雨が降っていた。ギターがあるので、傘を取りに戻るか迷ったが、強行する。どうせ駅までだ。

 

事務所から駅から電車から街でバイト先へ。

着替えて、タイムカードを押す。出勤である。

 

忙しさは、ぼちぼちであったが、なんとなく蔓延する体調不良と、改装中につきなんとなくピリる社員で、店内は嫌な空気である。聞けば昨日、社員4人による論争があったらしい。内戦は嫌だなぁ。市民を巻き込まないでおくれ。

愛想笑いと中途半端な相槌で諸方向をスルーしながら、業務を進める。

 

数時間後、仕事は終わる。早急な打刻を迫る社員に若干イラつきながら、退勤する。

その後は、バイト先に残らせてもらい。若干の仮眠をとったら、パソコンを開いて動画の作業に入る。

「ノンフィクションの映像」こちらも、締め切りは近い、急がねば。動画に字幕をつけていく。

 

字幕、回を重ねるごとに、どんどん減っていっている。手間がかけられない、というのもあるが、むしろ狙ってやっている部分も、最近はある。

昔は、動画を楽しいものにしようとしていたが、最近は、むしろそのままを流すのが楽しいのではないかと思っている。字幕があるとわかりやすいが、作り物感は増える。つけすぎると、くっせぇユーチューバーみたいになるので、気をつけなければ。

ある程度やると「限界っす」と身体が言い出すので、大人しくやめる。荷物をまとめたら、バイト先を出る。

 

近場の、安いラーメンを食べる。

我々、福岡県民にとって、ラーメンを食べるということは「息継ぎ」に近い。これ、覚えておいて下さい。

そのあとは楽器屋へ。昨日壊れたアコギ持っていく。断線していたらしく、ハンダでくっつけてもらったら、直った。「でもノイズが結構乗っちゃったんですよ」と店員さんに言われる。すみません、元からなんです。

直ったアコギをバイト先に置かせてもらい、高速バスへと乗る。本日は深夜に練習、その前に弾き語りをする。バスの中ではブログを書く。酔う前にやめる。

 

北九州に着く。

一度、ソウイチロウ君宅を経由して、アコギを乗せて、車に乗って小倉へ。

 

駐車場に車を停めたら、アコギを持って、弾き語りができそうな場所を探す。

いつもみんなが歌っている地点があったので、そこに構えて、荷物を置く。しかし、現在22時過ぎ、案外、人が多い。しまった、これは、誤算である。

どうするか迷っているうちに、告知していた22時15分になる。ひとり、ツイートを見てお客さんが来てくれたので、もうやるしかないだろう。まだ街は明るいが、歌う。宜しくお願いします。

ギターをジャラリと鳴らし、歌い始める。商店街、アーケードのせいか、面白い反響をする。悪くない心地である。

1曲歌ったところで、近くの店の方に止められる。すみません、と謝り、場所を移す。「知るか、俺はやるんじゃ」みたいなキャラでもないので、お客さんと2人、商店街をめぐる。

 

別の場所に陣取って、恐る恐る、始める。

一曲、また一曲と、重ねていく。そのうちに、別のお客さんも来てくれる。ありがたい。止められる心配も、あまりなさそうだ、歌う。ギターを弾いて、また歌う。

1時間ほど歌ったら、終わる。ありがとう、ございました。

片付けながらお客さんと戯れていると、成り行きでとんでもないクリーチャーができてしまう。

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これまで撒き散らされていた「禍々しさ」が、ついに個体となって現れたような、そんなモノができてしまう。これは、マジで、ヤバい、のでは?

 

お客さんに別れを告げる。

まだ練習まで時間はあるので、近くのマックに入り、コーヒーを飲む。そのままブログの続きを書き出して、今。

この後、練習である。やはり1時間も歌えば、ちょっと眠い。

しかし、頑張るぞ。ぞぉー。