ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

猫になりたい

昨夜の覚醒は、朝起きたら書き置きもなく消えていた。代わりに隣で眠っていたのは、吐き気のするほど濃密な怠気である。

嗚咽を漏らしながら、働けず遊べず、1日を過ごす。飲み物すべてに、苦汁が混じる。

 

実家にて夕食を終えると、飼い猫であるさくら嬢が部屋をウロウロしている。いつも甘えている母が、今不在のために探し回っているのだろう。にゃあにゃあ鳴きながら、部屋を巡っている。

母が帰り次第、また膝で丸まり、眠るのだろう。そこには何の負い目も、責任もなく、本能の赴くまま、やりたい事をやっている。

なんと羨ましい生き物であることよ。

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そういえば今日は2/22、ニャンニャンニャンで、猫の日、らしい。

英語圏では猫の鳴き声はミャウミャウのため、この日が通じるのかどうか、気になる。