ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

アイルビーバック

 

 

 

 

2021/1/22

 

アイルビーバック

 

機械と戦って負けました。ターミネーターの話ではありません。パソコンの話です。

ネットを高速化させるべく新しい機器を買って、ウキウキで繋ぐも認識されず、昨日からずっと、定期的に台パンしながらトラブルをシューティングしていました。

機械とか、接続関係のトラブルは、非常に頭にきます。相手が口をきけない事もそうですが、何よりも殆どのケースで自分が悪い事を自覚しているからでしょう。機械はオーダーをこなすだけ。オーダーを出すのは、誰でもない、私。

考えてみれば、人と人とのコミュニケーションというものは、非常に高度なものです。相手に配慮をして、時には正論さえ言わずに隠す事もあるでしょう。正論も論理も、コミュニケーションのごく一部でしかありません。私も言わなかった正論はいくつもありますし、気がついてないだけで、私自身もいくつものタイミングで許されていたのだろうなと思います。

そこにあるのは、相手の気持ち、人の気持ち、それをお互いに思い合う心。機械は殆ど間違えませんが、私を思ってはくれません。冷血どころか血も通っていません。

しかしそれは、ひょっとしたら、私が機械のことを思ってないからかもしれません。いつもそこにある、正しく動くのが当たり前で、当たり前ができなければ怒る。感謝すら忘れてしまった私のことを、どうして機械が思うでしょうか。そもそも、私は機械のことをまだ全く知りません。どんな仕組みか、どんな歴史を歩んで来たのか、中で何が起こっているのか。まずそういうことをしっかりと理解して、お互いに歩み寄ることが我らの理想郷なんじゃないでしょうか。

相手のことを知ろうと、パソコンに詳しい元サポートのナカシーに電話で相談をしました。「その買った機器、意味ないですよ」と言われました。ファックノフ。これだから機械は嫌いだ。アスタラビスタ。地獄で会おうぜベイビー。