ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

グッドエンタメ

 

 

 

2021/3/18

 

グッドエンタメ

 

映画を観たいにも関わらず中々映画が観られない(しかもアマゾンプライム等々に加入しているのに)我々に必要なのは、「頑張って映画を観る」ことでも「映画を観る楽しさを思い出す」でもない。「時間を確保する」でも「面白そうな映画を探す」でもない。必要なのは「携帯見ながらでいいから目についた映画をセットして、再生ボタンを押す」ことである。

(なお、一番良いのは「友人と一緒に観る」事であるが、これは難易度が非常に高いので割愛する)

 

私は映画を観るべく、頭をカラにしてベースを弾きながら、再生ボタンを押した。

とある縁あって、20年ぶりくらいに観る「ホームアローン2」である。

 

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ちゃんとトランプも出てました。

 

今の若い子は知ってるのかわからんですが、私の同世代の人は大体見てるでしょう。見てなくても知ってはいると思います。色々あって家に一人ぼっちのケビン君が泥棒の襲来を予見し、数々の罠で要塞化した自宅で迎撃する話です。そう、ファミリーコメディ。

もちろん子供向けなんですが、大人が見てもほっこりします。ケビン君ことマコーレカルキンが可愛すぎるし、とても良い子。大人騙して1人でホテルに泊まる時もお金はちゃんと払うし、緊急避難のために窓を割っても、きちんと謝罪と連絡先のメモを置いて行ったり。映画きちんと「良い子」という配慮がなされている。なるだけ迷惑をかけないようにするし、悪い事をしたら謝る。こういう配慮のおかげで、最後まで気持ちよく観る事ができる。平気で人を傷つけるしモノは取る「ライフイズビューティフル」の父親は見習ってどうぞ。

良い映画は細かい所は気にならないのですが、やはり良い映画は、細かい部分の筋が通っています。映画だけじゃなくて、全エンターテイメントに共通するものですね。まだまだ勉強をしていかねばならんです。

 

しかし、この細かい部分というものは、全部整えようと思ったら、下手したら大きい部分を整えるより、金と手間がかかるのです。難しいもんです。