2022/11/29
ヒシャのヒ
ノンフィクション、撮影でした。
宇部の地にて、敏腕ディレクターのタッキーと共に、わちゃわちゃと撮影していました。今回はタッキーが撮影チームも揃えてくれて、かなり大掛かりなものまで仕込むことができました。ノンフィクション、過去のMVの中では、一番手の込んだものになりそうです。
撮影、というのにまだ慣れていないので、撮影の日のテンションの整え方は、いまだに迷います。客前で何かをやるわけではないですが、ある意味いつも以上に外見や振る舞いには気をつけなければならない、不思議な感覚です。
そして撮影、いつも忘れているのですが、とても疲れます。ライブじゃないから余裕、なんて思っていると痛い目を見ます。一度、カメラが回れば0秒でテンションを全開にせねばならず、随所に挟まる待ち時間の間も「0秒でテンションを全開にする」ための状態をキープせねばなりません。あと、そのテンション全開な状態でやる動きを、何度も何度も繰り返さなければなりません。精神的にはライブよりも重いモノがあります。
それでも、撮影はとても楽しくできました。タッキーはもちろん、来てくれた撮影チームの方々が皆良い人かつ面白く、終始笑いながら撮影は進行していました。ありがたいことですぜ。製作が、必ずしも楽しいモノである必要はないのですが、出来上がる作品のクオリティが同じならば、楽しい方が良いに決まっています。
冷えてきた夜に凍えながら、それでも楽しく撮影を終えられました。今回はかなりの割合をタッキーにお任せしているので、出来上がりの画がどんな風になるか、私もとても楽しみであります。良きものになる予感は十分にあります。どうぞお楽しみにしといて下さい。