ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ソロバンの弾く音

2024/1/3

正月三ヶ日も今日で終わりですが、次は北九州の魚町商店街で火災だそうです。よく歩いていた道です。とても嫌ですね。もう本当、祈ることしかできませんぜ。

2024年の始まりから、片方が切れた蛍光灯みたいな暗さで照らされていますが、それでも日々は続きます。時が来れば、我々もライブがあります。希望、であるとか大丈夫、であるとか、そんな言葉は軽く吐けない状況ですが、ただ続けていくしかないのです。それは誰でもそう。喜怒哀楽のすべてを以て、我々は続けるしかないのです。

そんな事を思いながらも、私は今日ものほほんと暮らしてしまっていました。必要のない罪悪感に少しだけ胸ぐらを掴まれながら、幾らくらいを寄付金に使えるのかの勘定をしていました。大変なのはわかっているのに、脳で弾くソロバンに結局は従ってしまうであろう私の小ささに、少しだけ吐き気がします。実に浅ましい話です。