ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

バンドはじめ、バンドのはじめ

2024/1/4

ノンフィクション、練習はじめ、でした。

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Ba.サポートは猫jealousyよりこのみさん、Dr.はいつものコージ君、今年も大変お世話になります。マジで、お世話になります。

新曲をやったり、旧曲をやったり、少し古い曲をやったりしていました。昔の曲は少しアレンジも効かせながら、また戦線に復帰するために鍛え直していました。15周年は、それなりに過去を振り返る年になりそうです。

 

年末のライブにて、ずっとお世話になっている先輩に、要約すると「良くなったけど面白くはなくなった」という事を言われ、年始から今にかけても、ずぅっとその事を考えています。昔に比べて曲がわかりやすくなった自覚はあります。もちろん、昔より良い曲が作れている自信はあるのですが、そもそも昔は「良い曲」なんてのを求めていない事も同時に思い出していました。なんですかなぁ。

「大人になった結果、曲がつまらなくなった」私も十代、二十代の頃は、色んなバンドに言っていましたよ。そういう罠に、自分が引っかかっているとは思いませんでした。いや、薄々は勘づいていましたけどね。昔は色々と知らなかったがゆえに、妙な形に曲が固まり、運良く「絶妙」となったものがたまたまあったのだと思います。今は知ってしまいました。知ってしまえばそれは終い。知る前には戻れないのです。「知らないフリ」はできなくはないですが、そんな事やってしまえばいよいよ仕舞い、そしてお終いです。難しいですよほんと。

 

それでも、昔の自分よりは今の自分の方が、人間もバンドも、格好良いという自信はあります。先輩の言葉を無視してこのまま、思うがままに作るというのもまたひとつの道です。しかし、先輩の言葉は刺さってしまいました。それもまた、刺さっていないフリはできないのです。

まぁまぁ、何にせよ、やってやりますよ。上等です。格好良ければ、面白ければいいんでしょうが。そんなもん、私にできないはずがありません。ちょいと初心に戻りましょうかね。2024年、これからまたやっていきます。ノンフィクションがどうなるか、まぁみてやって下さい。宜しくお願いいたします。