ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

長いいちにち。

2024/7/14

岩国ロックカントリーにて、ライブでした。

19周年のイベントでした、毎年出させて頂いています。おめでとうございますぜ。

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岩国ロックカントリーの周年、毎年10数組の演者で昼から行われるこのイベントは、兎にも角にも、長い。15時に始まって23時に終わるイベント、リハーサルもきちんとあるので我々は13時入り、色々逆算すれば私は7時起きです。会場は岩国ですが、流れだけなら関西遠征と言っていいほどのものです。兎に角、長い。

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しかしそれでも、中華そばのスエヒロはきちんと喰らう。

 

始まってからも長いのです。今日の我々は9番目、我々の前には8組、各30分なので出番だけで240分、4時間ほどの空きがあります。流石に全部観ていたら疲れてしまい、全力のライブができなくなるので、適度に抜きながら待つ事になります。全部観たいのは山々なんですが、我々はライブをしに来ているのでね。出番までは勘弁して下さい。

しかし待とうにも、楽屋は狭いので、いつまでも占拠しているわけにはいきません。必然的に外に出る事になり、どこで何をするかがとても大事です。幸い、今日は朝からずっと雨だったので、車内がそれなりに快適でした。この季節、晴れていれば車内なんて地獄ですから、雨が降っていることが逆に僥倖でしたね。7時起きだった私は目を瞑って、少し横になっていました。

時は進み、出番は近づき、体調とテンションの調整もそれなりに上手くいきました。今日の演者はユニットの方も多く、我々のようなデカい音で攻めるバンドはむしろ少ないくらいです。会場も盛り上がっていて、だからこそ、我々が下手な演目をやるわけにはいかんのです。

本日はSEもなし、セッティングをしてそのままギターを鳴らし、始めました。長い長いこのイベント、何故毎年出るのかと言われれば、結局は出たいから出るのです。お世話になっている、好きなライブハウスの周年、祝わないわけにはいきません。弦を掻き鳴らして、喉を打ち鳴らして、全力でお祝いいたしました。

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岩国ロックカントリー、19周年おめでとうございます、過去も未来も現在も、どうか共にあって下さい。ありがとうございました。

 

ライブ終わり、打ち上げもそこそこに帰宅しました。帰り際、「食べた事ないけどオススメ」とソウイチロウ君が宣う吉野家の冷汁を食べ、味は美味しかったですが、店内の冷房に凍えていたりしました。

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私はこの見た目で、この見た目ゆえにチーズ牛丼を食べていました。この美味さはクソみたいな偏見で消えて良いものではない。うまし。

小倉で皆と別れ、そこから車を運転して帰ってきたのは6時ほど、すべての疲弊を寝床に投げ打って、思いのままに眠りました。とにかく、疲れた。