先に言っておこう。
本日のブログは、山口県は岩国という街でライブをしたのち、朝5:20に帰宅して書いているものである。
正直、思考は朦朧、意識もおぼつかない、短期記憶はほとんど眠りについている状態である。
なので、今日の文章、おかしい部分があったなら「ああ、こいつは疲れているんだな」ぐらいの感覚でいてください。
朝は8時に起床。
昨日は体調が不安だったので、夜の11時に寝た。流石の9時間睡眠、それなりに落ち着いた部分はある。
しかし、そこは容赦のない私、プラスで1時間の睡眠を喰らわす。
9時に目覚める。計10時間睡眠だ、これには不調もひとたまりもない。食事と睡眠に勝てる薬効などないことを思い知れ。
本日はライブである。
とりあえず、お湯とバナーナ、体力をつけるべく、実家に贈与されたいなり寿司、納豆、味噌汁も入れておく。
満足し、適当にグダグダした後、着替えて荷物を調節、駅へと向かう。
地下鉄と高速バスを乗り継ぎ、小倉へと向かう。
バス道中、後ろの席のスーツ姿の初年配2人組が、車内だと言うのにやたらと喋り、ついには電話までかけ出す始末。
注意する勇気も義理もなく、何度か侮蔑を込めて後ろを見るも、意思は伝わらなかった。こやつらの家族に、この行為を教えてやりたい。
それでも、バス車内で、しばし、眠る。
北九州に着く、まずはGtソウイチロウ君の家に向かう。本日はライブである。
途中のドラッグストアにて、本日の水と、ソウイチロウ君用のコーヒーを購入し、また向かう。
着、呼び鈴を押しても返事がないのでドアを開けると、彼はシャワーを浴びていた。開けて正解。
部屋で待ちながらツイッターなど更新し、上がるのを待つ。
シャワー上がり、準備を整え、車に機材を詰め、出立。途中サポートDr.みょーちんを拾い、また出発。サポートBaめぐちゃんは別行動であるので、現地で合流する。男3人、いざゆかん。
機材と人間3人を乗せた鉄塊は、談笑を燃料にして、山陽道に排ガスを残しては消えていく。
岩国ロックカントリー、着。
道中、ソウイチロウ君が高速を降り損ねるミスをしてしまった。おいおい頼むぜ、して、何とか時間通り来ることができた。
岩国ロックカントリー、搬入をする。
車からライブハウスに、機材の存在を動かし、店の人と挨拶を交わし、落ち着く。さぁ搬入だ。機材を、入れはじめる。
毎回この、搬入ってやつは本当に辛い。
アンプが、物販が、重いのだ。
終わり側に「搬出」もある。
お楽しみにください。
だめだ、のうが、もう、うごかぬ。
また、明日、ついき、、て
(2/17 15:56追記)
昨夜はここまで書いて、ブログが終わっていた。
正味、見るに耐えない文章である。
最後の方なんか、ライブハウスに機材を搬入して、落ち着いてから、また搬入をしようとしている。どうした。落ち着け。
書き出しで予防線を張ってはいるが、その予防線すらも日本語が怪しい。どうなっている。
消そうかとも思ったが、なんか面白いので残しておく。続きを書き始めます。
そう、岩国ロックカントリーというライブハウスに、搬入を終えたところから始める。
搬入を終え、しばし共演者と談笑、リハーサルを始める。
岩国ロックカントリー、何度も出させて頂いているゆえ、かなり、やりやすい。詳しく分析したことはないけれど、音の巡りにクセがない気がする。良き。
サポートBa.めぐちゃんは久しぶりの登板なので、繋ぎと新曲の確認を重点、いい感じでリハーサルを終える。
リハーサルを終えたのが16:30、顔合わせは17:00、出番は19:00。
直前にモノを食べると歌えなくなる私、飯を喰らうには微妙な時間帯である。ガッツリ食べるなら、少なくとも、出番の3時間前には済ませておきたい。つまりもう、無理。
仕方ない、善は急げ、ソウイチロウ君に片付けを頼み、足早にコンビニを目指す。適当なパンを2つ掴んでむさぼり、コーヒーで流す。
腹具合は、ぼちぼち。
まぁ、悪くはないだろう。
顔合わせを終え、楽屋へ。パソコンを持ってきたので、作業をしようと思い、準備を始めるも、10分で終わる。これは無理、ライブの準備をせねば。まだ合間のMCも考えていないのだ。
準備運動をしたり、ギターを弾いたりして、すごす。なんか楽屋が静かだったので、これはいかんと、適当に、喋る。反省はしていない。
して、すぐに出番である。
入場のSEが鳴り、爆音と共に入場する。この、SEで入場してから、音を発するまでの時間は、現実のような、夢のようなとても不思議なものに感じる。ライブを始めて十年経っても、この感覚は不思議で、しかし心地よい。
合図で、ビートとディストーションを刻み、削り、思考を混ぜて空間に散布する。
歌い、弾いて、喋り、噛み、吠える。
身体と精神をギリギリまで追い詰めたものを、放出する。それは私のできる最大限であり、それは私のすべてである。
ひょっとしたら、これが真の意味での、等身大なのかもしれぬ。
トラブルもあったが熟練度でねじ伏せ、「無事に」ライブを終える。とても、楽しい。
ライブ後、共演者のライブを見たり、話したり、ツイッターで事後報告をするなどして、過ごす。
ライブを見ながら、何故か自分が大学生の頃、サークルでコピーバンドなどやっていた頃を思い出し、勝手にエモーショナルを感じる。
大学時代、いまだにあの期間は、整理がついていない。散らかっているわけではないのだが、どこに直してもしっくりこないものが、まだ床の上に転がっている感覚。
不思議な時代であった。
興行が終わり、打ち上げが始める。
主催のファニーパッチの皆様は、とても若い、羨ましい限りである。続けられる限り、続けて欲しい。バンドは、楽しいぞ。ギリギリで楽しいぞ。ギリギリで。
店長のスミさんとも話したり、次の岩国を決めたりする。本当に、いつもお世話になっている。バンドなんてのは常に息苦しいものではあるが、こういう方々のおかげで、少しだけ、深呼吸ができる。
夜も遅くなり、岩国を後にする。
車に乗り込み、ソウイチロウ君がエンジンをかける。
寒いのに、見送ってくれる方々がいる。ありがたく思いながら、車は発進する。
数字にはまるで結びついていない我々ではあるが、好きでいてくれる人は、少なからず、居る。
噛みしめるようにして、岩国を後にする。
道中、ソウイチロウ君がまた道を間違えるが、私は運転をしないので、一切の文句はつけられない。噛みしめるようにして、帰宅する。
本日福岡に帰るのは不可能なので、ソウイチロウ君の宅に泊めて頂く。
4:30頃に帰り着き、ブログをつついていくが、前述の通り、である。
全てを諦め、私は目を閉じた。