ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

2月9日深煎りブレンドにミルク

朝、8時に起床。

少しだけダルい。コーヒーに入れるミルクくらいのダルさはある、が、カフェオレになるほどではない。そのくらいのダルさ。


起きる。とりあえず、お湯。バナナはまだ切らしている。

実家より贈呈されたおにぎりと、ワカメだけの味噌汁を、適当な動画を見ながら流し込む。


ほどよく駆動させると、コーヒーを入れ、作業にかかる。やはり少しダルかったが、最近作業が滞り気味なので、我慢してキーボードを叩く。

昨日作ったフライヤーに、専門家の意見を求める。「文字詰めがもう少し」と言われる。

こういうチラシを作り始めて8年くらいになるが、私も、まだまだ、勉強不足。

 


フライヤーを調節し、次は動画を作り始める。

動画、締め切りはまだ先だが、昨日のバンド練習分の材料が溢れているので、記憶が腐らないうちに切って保存しておく。

ただ切るだけでも、結構かかるのよね。もっと楽したいなチクショウめ。

こちらも、勉強不足だ。

 


動画もそうだが、基本的に、いろいろと私には独学でやる癖がある。というか、単純に独学の方が楽だから、流れているんだよなぁ。良くない。

 


Adobeを讃えながら動画を切り貼り。途中、誤動作があり、作業が混濁する。Adobeをひたすら罵倒しながら復旧、千の舌を打つ。

直って休憩を入れると、再びAdobeを讃える。

 


とりあえず、作業終わり、本日は四次元にてボードゲーム会であるので、本気を出すために、少し睡眠を入れる。

しばし眠り、起きる。実家にて飯をもらい、天神に向かう。

 

 

 

天神に、着く。

着くと、前から気になっていたボードゲーム屋さんに行ってみる。中々にいい具合のお店である。知れて良かった。

興味のあるものが中古で安かったので、ついつい3つほど買ってしまう。いかん、いかんぞ。だが嬉しい、だがいかんぞ。

 


天神、四次元へ着。

ボードゲーム会を設営する。

毎回、机や椅子を、正解を探りながら配置していく。どうやるのがいいのか、まだ「これだ」という形が見つからない。

準備中に、ちょっとだけ遊んでみると、みるみるうちに時間が溶ける。気を取り直し、設営を続ける。

 


ボードゲーム会がはじまる。

初めての人も、楽しみとしてくれてた人もいて、私、嬉しい。

とはいえ、この会の根本的な目的は「私がボードゲームをしたい」に帰結するので、私はただ、ひたすらに、楽しむ。

 


ところで今現在、朝の5:40である。ブログを書く余力がまるでないので、ボードゲームの仔細は省く。気になる方は、ボードゲーム会に来ておくれ。

 


会も盛り上がっていた。「インサイドゲーム」というモノが今回の白眉であった。人を騙し暴き合うゲームである。正体がわからないやつは、盛り上がる。こういう会では特に、良い。

 


3:00ほど、ボードゲーム会が終わる。

適度に片付けて、四次元を後にする。

あぁ、これから30分ほど自転車を漕がなければならんのか、と、憂鬱になり、鍵を手に取ったその時に、気づく。

 


自転車が、ない。

ないぞ。わたしの。

 


恐らく、止めていた場所がアウトだったようで、正義の集団に持っていかれたのであろう。彼らに全く非はない、が、呪わずにはいられない。呪いあれ、チクショウめ。

終電もない、タクシーの金もない(自転車引き取りにまたお金がかかる)、歩いて帰れば1時間。ジーザス。神は死んだ。私もいずれ死ぬであろう。

 


残った方々は、もう少し飲みに行くらしい。8時間以上駆動しているはずなのに、何ともタフな奴らである。

色々考えて、交通弱者である私は行く場もないので、彼らについていく。

 


絶望の中で食うかけそばは、結構に、うまかった。

ライブハウスでやるボードゲーム会だけに、集まった人間は大体がバンドマンやスタッフであったが、この朝4時の蕎麦屋にて、初めて音楽の話をする。

私の脳は15%くらいしか動いてなかったが、そこそこに、有意義な話をす。

脳の稼働が7%くらいになった時、喧騒の中、私は静かに、電源を落とした。

 


起きると、始発が近づいていた、そば分の代金を置き、店を後にする。

外は寒く、少し雨も降っていた。

自転車を思いながら、徒歩で駅に向かい、始発に乗ると、また徒歩で自宅へと向かう。


しかし、夜を超え深夜を越え、誰かと話しながら始発を待つなんて、何年振りだろうか。

楽しかった会合と、自転車の衝撃と、懐かしい睡魔が混ざり合い、総合的には、悪くない気分である。

 


6時、帰宅。

すぐに着替えて、すぐに眠る。

起きて13時くらいか。健康とは無縁のフローチャートだ、がはは。


あー、懐かしい。ん、いいね。