ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

4月1日 エイプリルクール

朝は7:40ほどに起床。


たまにあるけど、起床というか、1時間くらい前から半覚醒状態で、ふわりふわりしていた、たまにあるよね。


そしてアラームの音で、覚醒。

しかし、どうにも身体が重い。

逆にまぁ、軽かった日って、あまりないのだけれど。

 


とりあえず、起きる。お湯を飲む。バナナはない。味噌汁に卵、納豆、実家からもらったおにぎりで、朝餉を迎える。

ちょっとここで昨日の、「いつもやってる流れをしない」を、本日もやってみる。

少し迷ったが、刺激物が良いので、ゲームなどやってみる。先日買ったまま放置していた「マジカルバケーション」というものである。


何とこれ、GBA、そうゲームボーイアドバンス専用のソフトである。初代DSですらない。さらに言えば2001年のソフトである。古い。

や、2001年が18年前って、ヤバいな。


まぁ古かろうが、良いものは良い。


私はねぇ「聖剣伝説 legend of mana」という初代プレステのゲームが大好きでねぇ。

たかがゲームと侮るなかれ。哲学性や文学性がギチギチに詰まっている、突き詰めれば結構ヤバめのゲームである。


「だけど常に、受け入れるか、否定するか、二つの選択があるわけではないのです」

   選択できるのは、いつもたったひとつ。自由という選択だけ」


なんて、こんな文章、そうそう書けるものではない。


そのゲームと、同じスタッフが作っていると聞いて、この時代錯誤のカートリッジを、購入した訳なのです。

 


しばしプレイ。

このためにDS liteを引っ張り出したのだ。

これ買ったのも10年前か、マジ、ヤバいな。


とりあえずさわりだけ、30分くらいやって、終わる。

 


さて、作業。

山積みだぞ作業。

正味これ、終わる気がしねぇな、マジ。


しかしやるしかない。

新しいTシャツのデザインを、する。

実は持っていたペンタブを引っ張り出して、ロゴデザインアレンジする。ぬぅん、どうにも、今ひとつ、ひとつ。


そうこうしているうちに11時である。

今日は昼食を実家で頂く約束をしていたので、実家に向かう。

 


実家に、着。

何をするかって、新元号、その発表を、誰かと見たいのである。

25分を過ぎたくらいから、兄、母と共に、新元号大喜利をしながらNHKを眺める。そこから10分、遅い、遅刻してんじゃねぞ、おらぁ。

 


そして到着する。

額縁が、掲げられる。

 

 

 

「令和」

 


れいわ、か。

 

 

 

聞いた瞬間、するりと、何かが抜け落ちるのを感じた。平成が終わる。わかっていたことだが、本当に、終わるのか。


私は、平成元年生まれである。

平成と共に生まれ、育ってきたのだ。

それが、終わる。

齢も30になる年で、それが、終わるのか。

 


「もうお前の時代ではない」

そう言われている気がした。

 

父も合流、家族で昼食をとり、色々と話す。


昨日は大晦日感があったが、なんか今日は、正月感があったな。

 


さて、

外は少し寒いが、いい陽気である。

よし、決めた。桜を、見に行くとする。

自転車にまたがり、少し離れた神社へと、飛ぶ。

 


遊ぶ時間は当然、仕事はできないが、「仕事したくなくて何もしない時間」も、仕事は、できない。

そして遊ぶ時間はいずれ終わる。

仕事は永遠に、したくない。

そういうことかもしれぬ。

 


そんなことを考えながら、着く。

 


山の上にある神社まで、階段で登る。

階段に覆い被さるように、桜が、埋まる。

うん。

うん。

やはし、すごいな、桜は。言葉を失う。

下には死体が埋まっていてもおかしくないわ、これは。異常だもん。


山に登る。

平日だが、やはりそれなりに名所。ぼちぼち人がいた。静かなのが好きだが、賑やかも別に嫌いではない。山の上なので、車の音も遠い。


人、自分のの足音と、少しの会話。風の音に、木々がかすれる音。そして桜。

絶景で、ある。


何時間かゆっくりしたかったが、流石にそこまでの時間はない。

早めに打ち切り、また自転車を漕ぐ。

 


そして事務所にもどる。

さぁー業務業務。「ノンフィクションの映像」を作り始める。またこいつは、長くかかりそうだぜ。しぶしぶ言いながら、動画を切り刻む。

 


気づけば夕方。家を出て、街へ向かう。

本日は、小倉にて、ノンフィクションの新プロジェクトの打ち合わせがある。

内容はまだ非公開である。遠からず発表するので、お楽しみに。とても、楽しいと思いますぜ。


小倉へ着、ソウイチロウ君と合流し、とある2人と居酒屋へ入る。本日は、挨拶。顔合わせである。

初対面の人間もいたので、自己紹介なんかも交えつつ、唐揚げやら、ニラ玉やらを、つつく。


私はお酒が飲めないが、飲み会は嫌いではない。もっと誘ってください。


会を終え、とある1人を駅まで送り。別のとある1人と別れ、我々は車でソウイチロウ君宅へ向かう。

泊めてたもれ。


ということで、ソウイチロウ君宅にて、静かになったソウイチロウ君を横目に、ブログを書いている。


そして、今、いかん、眠い。

明日も作業作業になるのでね。

寝かせて、くださいな。

 

 

 

んん、令和、令和、かぁー。