ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

4月5日 さくらを抱いて

朝は5:30に起床。

どうだ、早いだろう。ざまあみろってんだ。


昨日は、開き直って早く寝た。23時に寝た。

高校生でももうちょい起きてるかもしれない。

しかし、外が暗いうちに起きるのは、気分が良い。早寝早起き、素晴らしい。

 


さて、なぜ早起きかと言いますと、そりゃあ作業の為である。このまま遊べるならどれだけ幸せであろうか。朦朧とした頭にお湯とバナナを決めた後、パソコンと向かい合う。

動画作業を、進める。


夜も夜、睡魔と駆け引きをしながら作業をするより、先に眠って、起きてから作業をした方が効率がいいのではないかと、思ったのである。それゆえの、早寝、早起き。

 

しかし、実際、寝起きは、眠い。

そりゃあそうだ。なぜ思いつかなかった。眠くない寝起きなど、存在しないぞ、マジ。


40分ほど作業をしたのち、また15分ほど眠りにつく。

多分、夜作業していても、作業できたのは40分くらいだったろう。

つまり、早寝早起きの、意味は、あまり、ない。

 

さて、
本日はバイトである。

準備を整え、自転車を漕ぎだす。

まだ朝は少し寒い。自転車を漕いでいると暖かくはなるが、出だしの防寒が難しい。

 

朝の街は、清々しい。春となれば、なおさら。

道中の桜の花に感嘆文を漏らしながら、鼻歌と朝を駆る。

 

桜の花も、もう散り始めている。

 


バイト、着。

着替えて、始まる。

さて、人生を切り売りしよう。


前任と軽く雑談しながら、状況をを引き継ぐ。昨日、深夜に少し猟奇的な事柄があったらしい。結局は事なきを得たが、あぁ怖い怖い。

「絶対に、自分の時に来ないでくれ」と心から、祈る。私に、ババを引かせないでくれ。

 


働く。

働く。

店は、それなりに暇であった。

こういう時に、脳内ででも自分の作業を進められると、非常に助かる。新曲の構成やらを、シナプスで詰める。

 

時が経つ。
定時近くに人が増えるという、この世で8番目くらいにダルい出来事を経て、上がる。

上がったら、店内にて、持ってきたパソコンで作業を始める。

今日も動画を切り刻む、多分明日も切り刻む。

もうずっと動画を切り刻んでいる。ここ3日くらい、早く終わらせなければ、心情的にも、つまらん。ブログ的には、だいぶやばい気もする。たぶん、面白くはない。

 

しかし、やらねばならぬ。
いくつか、諸連絡も絡めながら、作業を進める。

 


やっているうちに、夕方。荷物をまとめて、帰る。駐輪場から愛車を引き剥がし、街に漕ぎ出す。


自転車を漕ぐのは嫌いではない、運動にもなるし、ペダルを漕ぐ推進力に乗って空気にまみれるのは心地良い。この時期は、ぬるい風が、春を感じさせる。とてもよい。

 


そのままダイレクトに実家へとイン。

飯を頂く。


食後、倦怠感と癒着していると、なんと、実家の飼い猫さくら嬢が、私の膝に乗り、ゆるりと寝始めたではないか。

これは、はじめての事である。正直、興奮を隠しきれない。

 

一時期は、私が構おうとすると「ブニュア」と鳴いて消えることもあった。嫌われてはいないだろうが、間違いなく好かれてはいなかった。

膝から伝わる体温に、涙が出そうだ。


しかし、撫でようとすると噛んでくる。なんだお前は。少しすると起き、どこかへ行ってしまった。なんだったんだお前は。

 


さて、事務所へ戻る。

またも作業。しつこいが、作業。

集中したいので、普段の場所からパソコンを移し、作業。集中できたかは、まぁ五分五分。

 

パソコンをずっと打っているので、腰が、劣化していくのを感じる。何かしら、対策せねば。

 

 

 

さて、ある程度で、眠ろう。

明日もバイトである。やだぁ、もぅ。

 

実に、何もない、日であった。

ハイライトは、さくら嬢である。