ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

4月28日 視点、に機転、左様展

朝である。9時半に起床。

何か昨日は、興が乗ってしまった。早く眠るに越した事はないのだが、乗ってしまった、その勢いを無駄にするわけにはいかない。あれは運みたいなもんであるし、足が早い感情なので、活用しない手はないのだ。

結果3時半ほどまで、作業をしてしまった。起きるも、泥のように眠い、コーヒーを淹れようとお湯を沸かし始め、ベッドで待っていたら1時間が経っていた。衝撃。

ということで、改めて10時半に起床。

さすがに、さっきよりはマシである。起き抜いて、お湯、バナナを入れる。

携帯からパソコンに、映像を入れようとしたところ、容量不足で、随分とモタつく。非常にこれ、テンポが悪い。こういう類の、テンポの悪さは、本当に致命的である。後先考えず動画を詰め込む方も、まぁ悪いのだが。

そうこうしているうちに、昨日からBGM代わりにしていた演劇の動画、KKPの「TAKE OFF」という作品が佳境に入っていた。しばらく、見入る。そして、楽しむ。やっぱコレは面白い。youtubeで、公式で無料で見られるのは、狂ってるなぁ。

 

しているうちに、昼。昼といっても、起きてから2時間も経っていないが。

まぁ動いてないゆえ、そこまで腹も減ってないので、いつもの朝食のメニュー、卵味噌汁と納豆に、昨日くすねたおにぎりを添えて、簡易的な昼食とする。

食後、そういえば朝飲んでなかったコーヒーを淹れ、少しして演劇の脚本の作業に入る。携帯で仮入れしていた文章を、パソコンに移行させ、本格的に作り始める。

しかし、こんなん作った事ないので、要領がまぁわからない。とりあえず、良さげな新しいテキストソフトを入れ、四苦八苦しながら、書ける状態まで持っていく。結構に時間と気力を使ったが、こういうのは、初めが大事なんだ、マジで。

そして、書き始める。携帯の文を貼り付けつつ、手直しや修正を加える。少し前まで一行目すら書けなかったが、だんだんと書けてきた。少し出ると、色々出てくる。書きながら、新しい思惑も出てくる。普段のブログ以外ではロクにモノ書きなんぞしない私、なるほど、これはまぁ楽しいかもしれぬ。

小説ならば文で完成だが、私が作っているのは脚本である。演じる人間をイメージして、前後のつながりと、時間的な感覚を混ぜて、脳内で展開させていく。大丈夫、きちんとできれば、面白いはずだ。

予想外に悩んだのが、登場人物の名前である。私の匙加減一つだが、さぁどうするか。気を衒った名前にする意味はないだろう。かと言って、なんでもいい訳ではない。悩ましい、悩ましいが、まぁ楽しいは楽しい。

演劇、普通に、「面白い」と思えるヤツを作るつもりである。クソみたいにカルトだったり、やたら音楽絡めて寒いヤツにはしないつもりである。ご期待を下さい。

考え、打ち、横になり、携帯いじり、を繰り返す。そのうちに、何か、切れて、一旦作業を終える。

熱中して書いたつもりだったが、書けた量を見てみると、そう大した量にはなってない。ううむ、初練習までに、もう少し書かねばならんな。

しばらくは、気を抜く、保留にしていた連絡を取ったり、買っておいたボードゲームを確認してみたりすふ。明日はボードゲーム会なのだ。楽しみである。


さて、また、作業。

毎月弾き語りで1曲作る「ヒズミ回奏」も、そろそろ仕上げねばならない。一度、紙に曲のイメージを全て書き出し、脳味噌を洗い直す。なんとなく全体を眺めた後、改めてイメージをする。曲用の絵も、少しアイデアを書き出しておく。

そして、アコギの練習を始める。

ヒズミ回奏もであるが、大阪での弾き語りのライブが近い。弾き語りは久しぶりなので、仕上げて行かねばならない。エフェクターも揃えて、少し、練習する。

 


夕方、実家へと戻り、飯を頂く。

「マイムマイム」の「マイム」って「水」なんだぜ、といった、どうでもいい話をしながら、食事を進める。どうでもいい話、とても、面白い。

食事を終え、入浴を終え、さぁ戻ろうと思っていたら、テレビの中では、でんじろう先生が科学の力をもって最新技術でできた硬い物体をブチ破ろうとしていた。なんだこれ面白い。しばし見入ってしまう。でんじろう先生の顔は、とても無邪気で、怖い。

 


バナナを1本頂き、事務所に戻る。とりあえず、ブログを書き始める。

少し書いたのち、サポートBa.お嬢と電話をする。演劇においての相談である。現代の普通の女性の心理が、まぁ毛ほどもわからないので、現役の女性の方にお話を伺った次第だ。30分ほど話した結果、「お嬢はお嬢で普通の女性ではない」という結論に落ち着いた。なんだそれは。

しかし、色々と、有意義な意見も頂いた。やはり、女性の心理は、男性が考えて辿りつける所にないので、話を聞けて良かった。ありがとうお嬢。

歌詞を書く際は、究極、私一人の視点があれば良いのだが、演劇だとそうもいかない。人の、活きた人間の発言を、思考を作るには、私一人の視点では足りないのだよなぁ。いや、なかなか、面白いです。これ。


さて、今夜はもう少し、ヒズミ回奏の作業を進めて、寝るとします。

月末も月末、作業は増えてきた、しっかりと、果たして行かねばならぬ。