ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

9月30日 イイ氏兵法

朝は6時50分に起床。あー、なんだ、あー、また、眠い。

昨夜は、抜群の眠気に抗えず、21時半に就寝。その後何故か2時半に起き、結構に目が覚めてしまった。

また眠る気はさらさら起きず、そもそも作業をしていなかったのを思い出したので、作業をする。画像を、ちくちくと、作る。

昨日言っていた、ソウイチロウ君の成果物は深夜にやってきた。流石に怒りたかったが、成果物の出来がだいぶ良かったので、しぶしぶ、許す。くそう。やるじゃん、あいつめ。

 

そこそこ画像を作ったら、「ヒズミ回奏」の歌詞を考える。うんうん唸りながら、何とか完成させて、また眠る。

 

そして、起きる。気分は、眠い、キツイ。睡眠時間は、前半5時間、後半2時間で、計7時間は寝たはずだが、分割払いゆえの利息がついたようである。

しかし、何故か疲れは取れている。疲れは取れているのに、眠気が凄い。不思議な感覚。ディレイ音にだけヒズミがかかっているよう。

それでも、バイトは、ある。ならば、動かねばならぬ。くそう、マジで、キツイ。水を飲み、バナナを喰らう。そして時間いっぱいまで、眠る。ギリギリに起きて、準備をして、家を出る。

 

歩いて駅へ、駅から電車で街へ。バイト先にて、タイムカードを切る。さあて、仕事である。5日間で4日バイトに入るなんて、いつぶりだろうか。死ぬほどキツイぞ畜生め。

バイトは、まぁ、まぁ、暇であった。それが救いである。膨大な眠気に殺されそうになりながら、なんとか、電気信号を、送る。

 

終わる。タイムカードを切って、控え室で息を吐く。排気するように、何度か息を吐く。疲れた。しかしやる事は無限、やらねば、ならん。

やる事が増えてきたので、携帯にて、まとめる。ズラリと並ぶ事柄、仕事、作業。うむ、来月も、生き延びねばならん。

 

帰宅。昨日街に置き放しにしていた自転車に乗って、帰る。あぁ、しかし、体力がキツイ。排気しながら、帰る。

帰り着いたら、まず、寝床へ。嗚咽を漏らしながら、布団と融合する。そのまま、しばらく、時間を無為に過ごす。「体力回復に使った」と言えば、聞こえはいいかもしれない。

 

夕方前、起きる。やることを、やらねば。

録音した音源を聴いて、修正箇所を、また探す。同時に、製作中の歌詞カードも、誤字がないか、探す。何度でも聞かねばならぬ。要点をまとめて、曲間も、詰める。

自分の曲を聴いていて、不覚にも、少し、涙腺が緩んでしまった。良いものだと思う。少なくとも、私にとっては、特別なものだ。29歳、30歳の自分、今の現状、環境、思想を、コーヒーを淹れるように、ドリップできていると思う。

聴いてくれる人にも、響くといいが。

 

夕方、実家に行き、飯を頂く。あまり作業ができていないので、頂いたら、少しして戻る。帰り、スーパーに寄り、卵や袋麺、コーヒーなどの物資を買う。そういえば明日から増税か。日本の終わりを憂いながら、自転車で戻る。

 

事務所に着く。

開き直りゲームなどして少し気を晴らす。その後、携帯と戯れる。私は今日、「ヒズミ回奏」の録音をせねばならない。しかし、眠い、やる気は、起きぬ。どうするか。あぁ、やりたくない。

 

最近思う、やりたくない事は、無理にしないでいいのではないかと思う。たぶん語弊を招いているが、「やらなくていい」という事ではない、「やってもいいかな?というタイミングでやれ」という事である。

たまに訪れる「やりたくないモード」の時に無理矢理やると、精神の消耗がエゲツないのである。それに、大体そういう時は、作業に取り掛かるまでに、膨大な時間を無駄にしているので、効率はよくない。時間は大体液晶に吸い取られていく。さっきまでの私のように。

 

まぁ、しかし、「ヒズミ回奏」は本日せねばならんのだ。しかしやりたくない。じゃあどうするか。少しずつ、少しずつ、「やってもいい」に近づけていくのである。

具体的には、まず動画を流し、見ながらアコギを手に取り、適当に弾いて遊ぶ、動画が終わったらチャンスである。次のサムネイルをクリックする前に、録音する曲を弾き始める。すると、「あーちょっと弾いたし、仕方ない、やるか」という気持ちになる。完全勝利、辛勝であったが、勝ちは勝ち。少し練習したら、録音作業を始める。

 

何度もリテイクをして、何とか、終わる。時計を見ると、0時を回っていた。いかん、ブログ、更新していない。とりあえず簡単な文章をツイッターに流して撹乱し、そこからブログを書き始める。

終わったら、今日はまだまだ、作業をする。今日から明日は、また、チャンスタイムである。まとめて、潰さねばならん。

やるぞ、わたしは、くそ。