ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

10月23日 ドロドロミュータント

朝は9時30分に起床。目覚めは悪くない。

本日はバイトは休み。という事は、作業をせねばならん。起き抜けて、水を飲み、バナナを喰らう。

なんだかんだ、バンドやっている以上やる事は無限にあるので、真の一日休みは、自分で設定しなければ存在しない。この辺が難しい。何せやる事は無限である。差し置いての休む許可は、なかなか出せるものではない。

適当な映像と冷凍のパンとコーヒーを共演させたら、作業である。ライブ時に配るフリーペーパー「ヒズミ会報」、いい加減作らねばならない。本来、今月頭から配るべきのヤツだが、間に合わなかったので、せめて11月には間に合わせなければならない。

テンプレートに、画像を当てはめて、文章を並べていく。BGMはIPPONグランプリバカリズムが好きすぎる。

ひと段落したら、やはりこの時間帯は、いつも猛烈な眠気に襲われる。恐らく、きちんとした睡眠がとれていないのだと思う。しかし改善する金も余裕もないので、対処療法をするしかない。30分だけ、眠る。

起きたら、また作業。次は来月出すアルバム「現代、ム」のセルフライナーノーツを作る。曲についての説明を、つらつらと綴っていく。

こういう、ライナーノーツは、実際どうだろうか。ともすれば、想像の余地をスポイルしてしまうのではないかという危惧もあるが、私はあったら嬉しいので、作っている。

 

別に、作者から曲の説明がどうあっても、その言葉通りに解釈をしなければいけないわけではない。言葉なんて所詮は、一側面でしかない。

作品とは、大元を辿れば、作者の中でドロドロに混ざり合った感情や情緒の複合体である。それを模したのが表現である。

なので、そもそも、音でも歌詞でも説明でも、それを完全に顕現させる事は不可能なのである。安心して、何でも、感じて下さいな。

 

文章を考え、打ち込んでいく。打っているとふっと急に、自分でも思いがけない言葉が出たりする。これだから文章は面白い。

 

そこそこ済ませて、限度。また少し休む。

本日は夕方より、小倉にて練習である。そういえば昼飯もまだ食べていない。早めに出るとしようか。荷物をまとめて、ギターを背負って事務所を出る。

贔屓のラーメン屋にて舌鼓を打ち鳴らし、電車に乗って街へ。時間ギリギリだったので、走って高速バスに乗り込む。

高速バスでは、壮大に眠る。なんだかんだ、疲れてはいるのだ。

 

小倉に着く、FUSEに向かい、皆と合流して、練習を始める。

本日は、通常のノンフィクションの練習に加えて、11月4日、レコ発の主催にて行われる、ソウイチロウ君ギターボーカルのバンド、「So NoN-FiCTioN」の練習も行う。

私はリードギターなので、少しコーラスをするものの、ギターに専念できる。やってみて思ったが、歌わないと、楽。びっくり。

確認しながら、少しずつ、合わせる。新鮮で面白い。そうそう、演劇もそうだけど、こういう面白さをね、忘れてはならんと思う。

休みつつ、3時間練習をして、終わる。以後の練習を話し合って、片付けをして解散する。

 

外に出たら、雨が降っていた。

雨量はそうでもないが、雨粒が大きい。めんどくさがりながら、車に駆け込む。

みょーちんを送り、コンビニで飯を買ったら。ソウイチロウ君宅へ。私は袋麺とゆで卵と納豆、ソウイチロウ君はカップ焼きそばを食べる。彼はもう少し、食と健康に気を使うべきだとは思う。私もそう大したものではないが。

 

明日も朝からバイトなので、ブログを書かずにすぐ寝たかったが、バイト終わった後にブログを書くのも死ぬほど面倒なので、今書く。

書き終えたので、眠る。あぁ、バイト、嫌だなぁほんと。