朝は、9:00に起床。寝起きは、悪くない。きっとバイトがないからだろう。
昨夜はあれから、演劇のフライヤー、ポスターまで入稿を終えて、眠りについた。一仕事終えたので、精神的にはスッキリとしている。携帯にはデータチェック完了のメールも届いていた。もうひとつ、スッキリとする。
起きて、水を飲む、バナナを喰らう。実にいつも通りの日である。そう、いつも通り、作業をせねばならんのである。
携帯の動画を、パソコンに移す。エアードロップが便利すぎて毎度驚嘆している。無線とか、未来が過ぎるぞ。
ケーブルの方が早い気もするが、手間かかる上に何度か処理にミスってしまい、面倒になっている。今のやり方にそれほど手間は感じないので、いいだろう。
パソコンに入れ終わったら、それを外付けの媒体に移す。「ノンフィクションの映像」1回につき、材料となる動画が何十ギガもあるので、毎度倉庫に移さねば、家がゴミ屋敷みたいになってしまう。
入れようとすると、その倉庫も要領がいっぱいらしい。仕方ない、まずは倉庫の中身を、別な納屋に移す。よくわからんくなってきた。
時間がかかりそうである。その間、「ヒズミ会報」の作業にもとりかかる。仕事はもうね、次から次に、くる。やーよもー。
そうこうしていると、昼前になる。作業を終えて、準備をする。そう、本日はナカシー宅にて、友人を集めたボードゲーム会なのである。
最近は、四次元でボードゲーム会を開催できるほどの余裕がない。しかし、ボードゲームはしたい。なので、友人をあつめ、ひっそりこっそり、やるのである。
ボードゲーム、アレコレ考え、吟味して6つくらいを持っていく。全部できるとは考えていない。状況やテンションに応じて使い分けるのである。ボードゲーム、無駄に大箱のものもあるので、2個の鞄を背負い、家を出る。正直、早く戻って来れるとは考えていないので、着替えも持っていく。
外の天気は今ひとつ、ただ、天気予報を見る限り、雨は降らないようなので、自転車を漕いで、いく。運動は、せねば。
が、途中から、小雨。「ミストサウナよりちょい強い」くらいの、小雨。憤りながら、漕ぐ。全身が、ゆっくりと貼り付いていく。
方向音痴ゆえの謎ムーブを駆使しながら、20分遅れてナカシー宅に到着。方向音痴の人間は「急がば回れ」って、知っているのに実行できないのである。「こっちの方が近いかも!」って、それで何回失敗してきたんだ、お前。
近くのうどん屋に、飯。近況を話しながら、ゴボウ天を飾る。ナカシー、この男、サーフィンにまで手を出しているという。なんなら、今朝すでにサーフィンをしてきたという。
楽しんでいるなぁ、ほんと。
ナカシー宅に戻り、程なくして友人らが到着。ボドゲ会の重鎮、さくさんと、主催にも出てもらったthe gofuku townのけんじろーである。なんと彼らも複数のボードゲームを持ってくる。濃密な予感がする。
適当に会話を楽しんだのち、ボードゲーム、始まる。
「ワードバスケット」「ツッコミかるた」「なつメモ」「ドミニオン」「我流功夫極めロード」「キャット&チョコレート」を、休憩を挟みつつ、やる。詳しい所感を書くと文字数がエライ事になるので、省。板張りの六畳間が、阿鼻叫喚の笑い声で揺れる。
夕食をどうするか、雨上がりの街中を色々とブラついたのち、沖縄料理のある居酒屋へ。ミミガー、ゴーヤチャンプルー、ポテサラやピザなどを、食べる。後半、沖縄関係ないやん。
食べながら飲みながら(私は飲まないが)途中から何故かジブリの話になる。特にけんじろーが結構なジブリ好きであり、大いに語る。ぼちぼち好きの私は、聞き手に回る。しかし、夢中で話す人間の話は、だいたい面白いものだ。
後半は、「ナカシーの一番好きなジブリ作品を、相談して当てる」といった、ちょっとしたゲームも始まった。これまでの発言、ナカシーの性格、吟味しながら考える。こういうボードゲーム、あった気がする。
大いに、笑い合う。ちなみに、私の好きなジブリ作品は、意外にもラピュタである。やはり私は、基本的にはエンタメが好き。
その後、ナカシー宅に戻るも、この「ジブリ当て」は、永遠に続いていく。持ってきたボドゲが消化できてないのでちょっとしたかったが、ボードゲームとは、場を楽しくするためにするものであって、楽しい場には本来、そんなに必要ないもの。野暮はよくない。「ジブリ当て」も面白いし。
狂宴は3時まで続き、けんじろーとさくさんは帰宅。私は明日仕事なので、ナカシー宅に泊まらせてもらう。
いやあ、楽しかった。本当に、楽しかった。精神の、デトックスとでも、言おうか。浄化された気がする。
とはいえ、満足した訳ではない。もっとボードゲームがしたい。これがボドゲ会の良い所であり、もっとも悪い所である。
やっていないのも結構ある。
気がつけば合流から15時間が経っている。流石に眠いので、貰った布団をかぶり、眠る。