ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

6月23日 導き手ナカシー

朝は、10:30に起床。

身体が、重い。ライブ翌日、そりゃあ疲れはある。しかし、本日にバイトがないという一件だけで、心は軽やかである。

水を飲んで、昨日買ったパンを齧る。コーヒーも淹れて、飲む。作業を、せねばならん。

今やるべき事を確認する。

ノンフィクションの映像、ヒズミ回奏の作曲、新曲のアレンジ、複数の画像の編集演劇台本の製作、演劇のフライヤーの製作、演劇の諸々の調整、また別の映像の作成と、各ライブの告知集客、今後の日程の調整、このくらいか。人に聞いたことはないので、抱えているものが多いのか少ないのかはわからん。少なくはないと思うが。

別に、多い事は凄くはない、というか、役割の分担、委託をできていない証である。それで全て完全に実施できているのならばいいが、できてないのだから、これはもう逆に、怠惰の証かもしれない。つらい。

 

今後のスケジュール、というか、やるべき事を明確にして、昼を迎える。多少の時間を犠牲にしてでも、計画を立てるのは大事である。立て篭もりの場に突入する部隊が、まず敵の数を把握するのに似ている。ちょいちょいの思考の脱線もあったが、計画は立つ。

 

パスタソースとパスタと味噌汁を食べ、しばしの間仕事したくねぇーなーと精神をグズらせる。よし仕事をしようかと思い立った時、昨日のブログを書いていない事を思い出す、これはいかんと書き始めて、投稿する。

 

コーヒーを淹れ、一息だけ、入れる。

さて「ノンフィクションの映像」の編集をする。もうそろそろ完成をさせねばならん。

材料は切り終わったので、繋いでいく。全体の尺も考えて、残すシーンを選択していく。尺の都合上、切りたくないシーンもサクサク切らねばならない。結構に辛い作業である。ああ、このやり取り、面白いのになぁ。

長くやって、一息、遊びたくなる気持ちをグッと堪えて、また作業。段々と、集中力がなくなっていくのがわかる。だが昨日、それなりに道中とはいえ、1人先に自宅へ送ってもらったのだ、その為にも、やらねばならぬ。集中力はなくなっても、手は、動く。

夕方、何とか、繋ぎ作業は終わる。あとは字幕と微調整、これは後日に回そう。

 

夕方、時間なので、実家へ。夕餉を頂く。

この後ちょいと用事もあるので、早めに入浴も頂き、事務所へと戻る。

 

夜、約束の時間に、相談役ナカシーとの会談を始める。近況の報告から始まり、色んな事を相談していく。

毎回の相談は主に「何故バンドが売れないのか」という所に尽きる。それについてナカシーは、色んな道を提示してくれる。広告宣伝をもっと頑張る道、プライドを捨てる道、逆に固辞して、技術をひたすらに高める道など、それぞれのメリットやデメリットも添えて、色々と教えてもらう。私には思いつかない道も多くある。本当に、助かる。

ただまぁ、とりあえず、今年はこの、十執念をやり切るしかない。流れや行動まで色々と相談する。ナカシーは、今はあまりバンドをやっていない。そういう立場だからこそ見えるもの、言える事もあり、非常に助かる。困ったバンドマンは一度、ナカシーに相談をしてみたらいいかもしれない。マジで。

 

2時間ほど話して、会談を終える。明日も仕事なのに、ありがたい話だ。快刀乱麻を断つような解決策を教えてくれた訳では無いが、思考と指向は、それなりに整理される。ありがとうナカシー

そこから、ブログを書き始めて、今である。

もう少しだけ作業して、眠る。