ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

8月10日 イミテーション コールド

朝は6:40に起床。

喉が痛い。継続して、風邪のようである。だがそこそこ長時間眠れたので、頭は少しスッキリとしている。悪くは、ない。水を飲み、バナナを食らう。病人らしくポカリも飲む。

 

本日はバイトである。これ、これがしんどい。バイト、マジでしたくねぇな。本当。だがやらねばならぬ。金はないのだ。

「金はない」と言ってはいけない。言うと逃げていく。って話、めっちゃ嫌い。ないもん、だって。

 

シャワーを浴びると、時間を回っていたので、急いで出る。外は快晴、夏の朝は素晴らしいが、それを感じられる体調がないのは残念。

夏を浴びたい。どこかで、全身で、全精神で、夏を染み込ませたい。

今年は、難しいかもなぁ。

 

駅まで歩き、電車で街へ、街のバイト先へ入り、着替えてタイムカードを押す。

切り札のエナジードリンクも用意して、戦いに挑む。体調は、まぁ良くない。弱い相手が来ますように。それだけを祈る。

 

強かった。結構に強かった。さすが盆も近い土曜日の朝、接客業は苛烈を極める。

だが、幸か不幸か、忙しさに脳は覚め、体調の悪さは気にならなくなった。後は体力と、精神のリソースが尽きる前に、時間が過ぎるのを祈るのみ。

 

しかし現実は非常、1時間押しでバイトを終える。昼食も食えず、エネルギーはない。限界を超えたか、体調の悪さもぶり返してきた。これはいかん。昼食を食べると、控え室で、少し突っぷす。

 

1時間弱、そうしていたら、いい加減に帰る。

外に出ると、またむわりと暑い。先日置いた自転車はまだこの街にあるが、流石に死ぬ。電車に乗って、帰るとする。

 

事務所に戻り、コーヒーを淹れ、また、だらりとする。作業もしたいが、まだ気分は良くない。

ここまで来ると、良くないのか?どうかも良く、わからなくなる。これは風邪なのか、疲れなのか、熱中症の予兆なのか、作業はできるのか、できないのか、できないのは仕方ないのか、サボりなのか、もう、わからぬ。

 

どれであれ、身体は動かぬ。クーラーの庇護の元、布団と一体化する。鼻水が、ちろちろと、流れる。

 

夕方、栄養は摂りたいので、実家へと戻る。自転車はまだ街にあるので、歩いて向かう。10分かからない道だが、体調が悪いと少し辛い。

 

実家、飯を頂く。体調が良くなくても、食欲がまるで消えないのは昔から、ガッツリと頂く。これで少しはマシになればいいが。

食後、居間にてだらりとする。兄と談笑していると、テレビからはワンピースの映画が流れ始める。興味がない訳ではないが、全部見る時間も体調もないので、そこそこで戻る。また歩いて戻るかと逡巡していたら、母が送ってくれると言う。正味、また10分近く歩くのは辛いので、甘えさせてもらう。

 

母に礼を告げ、事務所へ入る。少ししたら、バズマザーズ山田さんのツイキャスが始まるので、それを聞く。ただかぶりついて聞く余裕はあまりないので、ブログを書きながら、聞く。

バズマザーズ、解散はないそうで、安心する。山田さんの苦悩が語られるも、「今までは躁鬱のツーマンだったけど、初めて鬱のワンマンがあった」やら「五臓六腑のイレブンのうちどこかを悪くした」やら、端々にユーモアが溢れて、面白い。

この人のこのセンスと、言語野のキレに惚れて10年くらい経った。いずれ追い抜きたいのだが、強い。ホント、強い。

精進、最近は、あまりする時間がないのだよなぁ。アウトプットはしているが、インプットが少な過ぎる。時間が、ない。

 

放送も終わり、ブログの続きを書く。

さて、これからどうするか、療養のために寝るか、動画を作るかの二択である。

どっちも嫌だなぁ、本当。