ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

9月6日 演劇公演1日目

朝は8時に、起床。

よく、眠れた。最近では珍しい。

やはり昨日は、緊張から、早くに眠った。それが功を奏したようだ。まだ眠いが、身体は動く、頭も、悪くはない。よし、悪くはない。


ソウイチロウ君は起きてシャワーを浴びている。私も起きて、トースターでパンに卵を乗せたやつを、焼く。焼いている間にシャワーが終わったので、私も浴びる。上がったら、パンを、食べる。

時間ギリギリに、コーヒーを飲んで、出発する。車に乗って、ソウイチロウ君運転の元、まずはりんごちゃんを迎えに行く。しかし車が混んでおり、時間通りに会場に着けそうにない。仕方ない、私は1人降りて、モノレールで会場、アソビカイギへと向かう。


会場に、到着。店に入ると、店長たるバーティさんが既にいた。早いですね、と言う。あまり眠れなかったらしい。眠そうである。ぬぅ、借りている手前、申し訳なさは、少し出る。

設営を始める。テーブルを畳み、舞台をセットする。続々とメンバーも集まってくる。そのうちに、今回のカメラマンである、小笠原くんも来る。いつもノンフィクションを撮ってもらってる、ゆりの君の紹介である。ありがたい、打ち合わせる。

台風が来ている。直撃はしないの本当に良かったが、風が強い。少しだけ、気になる。


客席をつくり、暗幕を貼り、設営を完了する。できた舞台で、気になる部分を、少しだけ合わせてみる。カメラの確認も、する。

12時である。あと、2時間で、開場である。緊張感が、出てきた。


皆でコンビニに向かい、昼飯を買う。みょーちんを含めた5人で歩く。この5人はもう、少し家族感すらでてきた。もうすぐのお別れが、寂しい。

飯と言っても、あまり多くは入れられない。各々、軽いものを買う。

会場に戻り、食べる。最近の傾向で、昼飯を食べるとボードゲームがしたくなる。とりあえず、公演までは我慢、我慢。


13時、あと1時間で開場である。場が煮詰まってきたのを感じる。

まだ、各々自由にリラックスしているが、少し気が、早っているようにも見える。各々、緊張はしている。


13時30分、開場まで30分。

各々、準備を始める。笑いが少なくなってきた。皆、もう衣装に着替えている。小道具を確認し、細かい流れを確認する。緊張が、たか、まってくる。


14時、開場である。

私は開場を伝えたら、私はお客さんへの案内役をするため、外に出る。風が、やはり強い。左右をウロウロしながら、お客さんを待つ。

14時20分、何人かを見送ったのち、時間も近づいたので、会場に戻る。やたら、喉が乾く、水を飲んでも、あまり効果はないよう。緊張している。


14時30分。開演、である。

まず私が前に出て前説、見るに当たっての注意事項を喋る。喋ることを確認して、舞台に、立つ。


想像の、4倍、緊張をしている。

確認をしていた事項を、たどたどしく、話す。笑いで誤魔化し、話し終えたら、そのまま私は舞台に待機となる。

想像の、4倍、怖い。

そのうちに、暗転し、ついに演劇が始まる。何年も前から構想し、4月くらいから台本を書き始め、6月から稽古を始めた演劇公演が、いよいよ、始まる。

足が、震える。喉が、乾く。


台詞を、喋っていく。やはり皆、緊張しているよう、テンポが、感覚が、練習と、全然違う。流れが止まってはいないが、やはり皆、たどたどしい。

しかし、2幕、3幕と進むうちに、回転していくのがわかる。4幕はうまくいった。そのまま終幕に入って、脚本は、終わる。

皆で前に出て、挨拶をする。拍手を、受ける。紹介をして、もう一度挨拶をして、公演は終わる。

いやあ、楽しかった。

そのまま、お客さんと話す、良い感想を、結構に頂く。認められたようで、本当に嬉しい。

面白いモノを作った自信はあるが、ずっと不安であった。ちゃんとできるか、そもそも上手くできるか。それでも、何とか1公演を終えて、今、とても楽しい。それが、とても嬉しい。


16時、お客さんが帰ったのち、ドッと、緊張が溶ける。メンバー内で、諸感想を、話し合う。やはり皆、緊張していた。みんなで、笑い合う。そして、反省点を話し合う。やはり外は風が強いので、声をもう少し強くした方がいいかもしれぬ。

次の公演は19時30分、結構に時間がある。ので、ボードゲームをやる。みんな、すげぇやりたがっている。やれやれ、と言いながら、私はニヤニヤしている。ボードゲーム沼が、また一つ深度を深める。店長のバーティさんを含めた6人で、「お邪魔者」をやる。


やったら、しばし、ゆるりとする。18時くらいまでは、各々、寝たり、出かけたり、まだボードゲームをやっていたりする。主にやりかだっているのはアキラ君である。彼はもう、沼の住民と言っていいだろう。


18時30分、再び、場に緊張が戻ってくる。あと1時間で第2公演である。各々、準備をする。1回こなした後なので、絶対に次は緩むはずである。気を引き締めるよう、皆に言う。

19時、開場である。私はまた案内のため、下に出る。風に吹かれながら、お客さんを待つ。しばらく案内をしたら、また会場に戻る。やはり2回目、1回目ほどは、緊張はしない。それが油断にならぬよう、気をつけねば。


19時30分、第2公演、開演である。

やはり先程よりは、リラックスしている。しかし、夜。周りが想像以上に暗く、暗いシーンでの動きが、少し遅れてしまう。これは、失敗だ。喉が、乾く。

その後は、流れは止まらず、目立った失敗もなく、脚本を終える。また前に出て、拍手をもらう。何度もらっても、とても嬉しい。メンバーの紹介をして、公演を終わる。

お客さんと、話す。好意的な感想を、多く頂く。本当にもう、嬉しい。販売用の台本も、結構買っていただいた。ありがたい。

普段、演劇をやっている人にも見てもらい、こちらかも、よい評価を頂く。嬉しすぎて、死んでしまうぜ。

そしてお客さんが帰り、初日の公演が終わる。

ありがとう、ございました。

とても、楽しかったです。

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この後はバータイムなので、会場を片付ける。片付けたら、メンバーにて集まる。お疲れ様、としたのちに、反省会。やはり風が強いので「いい天気だなぁ」などの台詞は少し、いじるべきかもしれない。

明日は12時に集合、ゆっくりと、できる。そうなったらやる事はもう、ボードゲームである。

今回の座組みは、ボードゲームが動きすぎる。私はとても楽しいので、とても良い。溜まっていく仕事が、とても怖い。公演中くらい、許してくれ。


その後、りんごちゃんを見送り、残った方々で「カタンの開拓者たち」を始める。人数は揃ったので、私は見学に徹し、見ながらブログを書く。しかし「カタン」は見ていても楽しいときたもんだ。皆の争いを、スワイプしながら、みる。


カタン」が白熱、結構に時間がかかってしまった。そして私も、結構に見てしまった。ブログも、書くことが多すぎてまだ終わっていない。いかぬ。


その後、解散。明日の集合を伝え、車に乗ってソウイチロウ君宅へ戻る。戻ったら、ボードゲームの所感を話しながら、私はまたブログを書く。

書き終えたら、もう眠る。明日は演劇最終日である。


最後かぁ、さみしいなぁ。いやだなぁ。