ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

10月12日 できなかった日

朝は6時50分に起床。寝起きは、悪くない。

昨日は、0時近くまでジャンクフードにまみれ、2時過ぎに就寝。4時間半ほどしか寝ていない。

さぁ、私は何故、寝起きが悪くないのか。それはやはり、寝る前に飲んだ錠剤のおかげだろうか。コンビニで買える、2粒で100円の「疲労回復」とか書かれているヤツ。胡散の匂いを感じながら飲んでみたが、今は効いているように感じる。とりあえずは、有り難い。

この間、これを買った事をメンバーに伝えたら「それ、いよいよヤバい奴が買う錠剤ですよ」と言われた。いよいよ、ヤバいか、私。

 

起き抜けて、水を飲む。バナナはない、おにぎりもない。昨日、たらふくピザを食べたはずだが、やはり人間、腹は、減るもんだなぁ。

着替えて、準備をして、自宅を出る。台風が来ている模様。風は強い。福岡は外れるのが幸いである。やはり最強か、福岡。しかし向こうの方は、大変だろうな。我々は出ないが、ミナホも全感覚祭も中止になったという。

これは素直に、心が痛い。

 

歩いて、駅まで向かう。駅から街へ、こんな日でも、パチンコ屋の前は並んでいる。マジかよ。

バイト先に到着。なにやら慌ただしい。どうやら昨日。上の階からの漏水があり、席がいくつか停止しているとのこと。そして停電もあったらしい。なんと不運な、そして今日、入りたくないな、畜生。

しかしシフト表に私の名が書かれている以上、それが私の使命である。あ々無情。仕方なし。さて、働こうか、ね。タイムカードを切る。

 

台風の影響かどうかは知らないが、いつもよりは暇であった。それでも、漏水の後処理やら、停電の後処理やらで、結構に精神を削られる。これ、こういうの、良くないよ。

そして、やはり、眠い。睡眠時間が短いのは伊達ではなかったようで、暴力的な眠気が脳幹を揺らす。隙を見て1分目を閉じたら、20秒くらいは夢を見ていた、そのくらい、眠かった。意識をコーヒーに浸しながら、歯を食いしばり、客を捌いていく。

 

数時間後、再びタイムカードを切り、バイトを終える。暇だろうが忙しかろうが、何だかんだ疲れる。眠ければもっと疲れる。もうちょっと、疲れたくないなぁ。端的に言えば辞めたい。辞めてどうなる訳でもないが。

同僚と、ラーメンを食いに行く。奢ってもらえるとの事で、大人しく、甘える。ご馳走様です。

何しろこちとら、給料日までの数日を、3種の電子マネーと手持ちの財布を駆使して生き残らねばならない。全ての残高が、1000円を切っている。駆使を、せねばならぬ。トルネコの大冒険ばりの、駆使を。

 

食べ終わったら同僚と別れ、アーリービリーバーズへと向かう。友人が出ているが、見に行けないので、顔と差し入れだけでも出しに行く。軽く挨拶と、薬局で買った多量の栄養ドリンクを置いて行く。

この栄養ドリンクで、とりあえずPayPayは消えた。残るはLINE Pay、メルペイ、財布。駆使を。

電車に乗って、事務所へ戻る。風が、強い。

 

事務所に着く。とにかくもう、眠いので、眠る。目を閉じたら、30秒くらいで眠りに落ちた。

起きて、さて、作業をせねば。

せねば、せねば、せねばならんのは、わかっているのだ。駄目だ、動かぬ。どうあがいても、動かぬ。疲れてるとか元気とか、眠いとか眠くないとか、もうそういう次元でなく、動かぬ。

しばし、布団にて、もんもん、もがく。あぁー、駄目だ。

いやしかし、本当に、作業はせねば。だがその前に、昨日のブログをまるで書いていないのである。呻き声を上げながら、液晶に指を這わせる。暗い部屋の窓が時折、音を立てて揺れる。

もう夕方だが、昼食が遅かった上、作業も全然できていないので、実家には少し遅れる旨を、送る。

 

書き終えて、投稿する。

さて、次の作業を、作業を。しかしまた、脳は止まる。

私を怠惰だと、言うなら言え。この動けなさは、もはや痛みに似ている。これ以上曲げたら折れる、と、そんな痛みだ。折ってでも作業をしろと言う人は、もう人間じゃねぇ。

しかし、今日せねばいかん作業はある、這いずって、起きて、会報Tシャツの作成をする。袋詰めまで、する。

夜、画像を少しいじったら、実家へ。飯と入浴を頂く。食事をしたら、やっと気分が正常に戻った、私の身体、もうよくわからん。調べたら「気象病」というのがあるらしい、台風やら気圧やらで症状が出て、乗り物酔いしやすい人、自律神経弱い人がなりやすいとのこと、これか?いや、これとわかった所で、私ができないのは変わらんのだが。

バナナとおにぎりをもらい、事務所に戻る。怠さはぶり返すが、ブログを書かねばならない。書く。もうすぐ、書き終える。

 

終わったら、どうするか。結構眠いので、多分寝たほうがいい気はする。しかし、もし明日朝もできないとなったら、それはもう、大事である。ウォール・ローゼが突破されるくらいの事である。

やはり、今から、やるしかないか。