ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

11月11日 モンドーウォーク

朝は6時半に起床。

なんだか、スッと目が覚める。目覚めは良く、アラームすら鳴っていない、おいおい、これは一体どういう事だ。

とりあえず、起きて、水を飲む。バナナと、パンも食べる。

ライブの疲れがまだ残っていたので、昨日は、ちゃんと寝ようと思った。いつもなんだかんだ5時間前後になる睡眠時間を、6時間ほどに整えた。するとどうだ、現在、実に爽やかな朝である。

6時間、これでも多分、多い方ではないだろう。だから、むしろこれが、普通の状態なのか?だとしたら、今まではハンデを背負っていたのか?馬鹿な。

今ならどんな仕事でもできそうだが、残念ながら今日はバイトである。しかし、それもさほど残念とは思わないくらい、良い気分である。

時間が余ったので、少し部屋の片付けなどする。朝の時間が余るなんて!

 

自宅を出る。外は曇り。朝に雨が降ったらしく、コンクリートが濡れている。

雨で空気が澄んでいたので、自転車でも良さそうだったが、時間や体力を考えて電車を使うことにする。駅に向かい、電車に乗り街へ。そのままバイト先に向かう。

着替えてタイムカードを、押す。最近は店の改装工事の為、店内が非常に騒々しい。業者はともかく、社員が散らばっているのが、鬱陶しい。

同僚と愚痴を吐きながら、数時間を終える。店は暇であったのが救いである。

 

退勤後、同僚と飯を喰らいに行く。豚丼をかっ込みながら、店舗の未来について憂う。

同僚と別れたのち、100円ショップに向かう。増えた物販の付属品、ツアーのための雑貨、目に付いた干し梅を買う。

その後、楽器屋へ向かう。

メイドインヘップバーンのゴエさんがいたので、話す。ちょいちょい会ってはいたが、話すのは久しぶりである。近況もだいぶ離れてしまったので、しばらく話し込む。「だいぶネガティブになったね」と言われる。その通りだと思う。

先日のライブで壊れたアダプターとシールドを買って、店を出る。

 

電車に乗って帰る。電車の中では、ブログを書く。

川沿いを通って、事務所に戻る。空が良く焼けていたので、思わず撮る。

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私が「多部さん」と呼ぶ野良猫もいたので、撫でながら写真を撮ってもらう。

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よき。

 

そのまま事務所に戻る。作業をせねばならんが、結構、疲れてしまった。少しだけ眠る事にする。

20分後、目がさめるも、凄まじい倦怠感に押しつぶされる。あれ、こんなに疲れていたっけか?いかん、これはいかんな。起きれぬ。必然、作業もできぬ。時間を無為に過ごす。

夕方前に、やっと起きる。なんか、最近はリズムが良くない。調子を少し整えたら、作業の準備だけして、実家へ行く。

実家にて、飯と入浴を頂く。兄からしきりに「プリズンブレイク」を勧められるが、しばらく時間は取れそうにない。海ドラに興味がない事はないのだが。

バナナをもらって、事務所に戻る。

 

事務所では、物販の値札を作る。以前作ったものの品目を変えて、データを保存する。これを印刷屋に持って行って、ラミネートをしてもらって完成である。手間だが、やらねば。

終わったら、少しグダったのち、ブログを書き始めて、今である。

週末までに、またやらねばならぬ事が、多々ある。これからまた、映像の製作に入る。間に合えばいいが。

 

 

「クリエイターは応える人間であるが、アーティストは問いかける人間である」

という文言を見た。なるほど面白い。

私はどっちだろう。何となくアーティストだと思っていたが、私は問いているだろうか。

少ない需要ではあるが、それに応えている自信はある。ならば、クリエイターなのか。

結局、私の本心、本音、心根、深層心理、そういうものを、私はまだ理解をしていない。

なぜ私は音楽をやっているのか。そんなに音楽が好きでもないだろうに。アーティスト、アート、クリエイター、作品。それとノンフィクション。それと、私。

ノンフィクションが流行らない訳は、案外こういう、所に、あるのではないだろうか。

 

アーティストでは、ないのかもしれんな。私は。