昨日は、早く床についたのに、中々眠れなかった。
原因はわからぬ。早く床についたせいかもしれぬ。
開き直って起きて漫画など読んでいたら、2時を回っていた。起きたらバイトなので、流石にまずいと思い、また布団を被り、電気を消す。
そのまま、夢と現実の狭間にて、眠れないなぁと思っていたらアラームが鳴る。本気で、冗談かと思ったら、時間は正刻。
そのまま6時50分に起床。まるで寝た気がしないが、脳はそれなりに動くので、悪くはないだろう。
水を飲み、バナナを食べる。実家からくすねたパンをレンジで温めて、食べる。
外は結構に雨が降っており、蝉の鳴き声は一切にない。洗い流されて、しまったような、朝である。
本日はバイトである。約1週間ぶりである。たとえ1週間ぶりであってもバイトがダルいのは、皆さんも周知の通りである。
着替えて、荷物を持ち、外に出る。自転車で行きたかったが、雨ならば仕方がない。傘をさして、駅を目指す。
ザァザァと、雨が降る。ボトボトと、傘に跳ねる。なんだかんだで、こういう音を聞くのは、結構好きである。波の音を聞くような感覚。憂鬱な朝も、少し安らぐ。
駅に着く。電車に乗れば、結構な人、そりゃそうだ。私同様、雨の日しか使わない人も居るだろう。空間の少ない車内で、安らいだ憂鬱が加速する。
街に降り、バイト先へ向かう。
到着、同僚に挨拶をし、着替えて、タイムカードを押す。さぁ、願う事はいつも一つ。本日が暇でありますように。
願いは唾棄された。客足は途絶えず、清掃は追いつかない。猟奇的な客こそ居なかったが、純粋なパワー負けをしている。「人が多いから忙しい」という真っ当な理由の元、店内を這いずり廻る。這いずりながら、歌詞と演劇を交互に考える。
1時間押しでバイトを終える。とても疲れた。バイトの何が嫌ってね、もうね、疲れる。
退勤後、同僚と飯を食らい、別れる。そのまま銀行でお金を降ろすと、その残高に大層ビビる。年齢は増えていくのに、残高は増えない。なんだこれは、バグか。早いとこアプデしてくれ。
そのまま帰ろうとも思ったが、ふと近場のパルコにて「中村佑介展」をやっていたのを思い出したので、行く。こういうのはタイミングである。タイミングが来たならば、それなりの無理をしてもするべきである。これ、マジです。
中村佑介、アジカンのジャケなんかで有名な人である。私も大好きである。過去の携帯の待ち受け画面は、大体、中村佑介の絵であった。
まぁ正直展示と言っても、それほどの期待はしていなかった。過去にここで「カメラを止めるな!展」があった時は、展示は2部屋、それで終わりという驚異の圧縮術を見せられたせいもある。今回も、ボチボチ並べられて終わりだろうと、思っていた。
違った。もう、全然違った。「全部置いてんじゃないの?」って思うほどの量、狭い展示場を迷路のようにクネらせて、飾る絵、絵、絵。
軽く上気しながら、見て回る。女性と、散りばめられた小物と、色使い。脳の処理能力がグルーヴしていく。
この女性の、現代風でない、ともすれば浮世絵にも近いような女性が、とても良い。喜怒哀楽のあまりない、純とした表情も、良い。
これが一番好きである。「君という花」のジャケット。モノは多いのに、当たり前みたいな余白が、気持ちいい。
しかし、ただでさえ情報量の多い中村佑介の絵である。多量に並ぶのを1点1点見ていくと、凄まじいまでのエネルギーを消費する。たぶん1キロは痩せてる。
上気したまま、展を出て、電車に乗って、我がホームタウンへ戻る。
事務所にて、一息をついたら。演劇、台本の手直しをする。手直ししたら、写真に撮って、メンバーに送る。
あと10日ほどで本番である。徐々に緊張してきた。しっかりと詰めねばなるまい。
少しだけ眠ったのち、歌詞を考える。しかし、脳がどうにも動かないのがわかったので、諦めてブログを少し書く。
夕方である。傘をさして、実家へ。夕飯を頂く。その後、「ノンフィクションの映像 15」を公開する。その後、入浴まで頂く。
サポートBa.お嬢から電話にて、画像の編集についての相談を受ける。珍しい、と思いながら、得意げにアドバイスをする。
「忙しい中」としきりに謝られたけど、基本的に、頼られたら、嬉しい人間である。どんどん頼って欲しい。無理がない範囲で。
いくつかの物資をもらい、事務所へと戻る。
戻ったら、演劇の告知を、随所に送らせて頂く。
告知、毎度ながら、少し申し訳ない気持ちになる。いや、たぶん、ほとんどの相手は告知を送られて嫌な気分にはならないとは思うのだけれど。それでも、それでもなのだよなぁ。
そこそこ送ったら、ブログを書き始めて、今。
明日は北九州にて、今度はバンドの練習である。それに向けて、色々と準備をせねばならぬ。
やること、ほんと、多いなぁ。それ以上に、やりたい事も多いのだよなぁ。