ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

10月6日 奇跡を待ちながら

朝は、6時50分に起床。

昨夜は、少し早く寝ようとしたのだが、まぁ眠れなかった。まぁまぁ眠れなかった。布団の中を計5回転半くらいした覚えはある。昼間に寝過ぎたせいだろうか。柔らかな音楽を聴いても、蒸気アイマスクを使っても、ダメだった。

しかし、それでも寝付きはしたようで、しかも目覚めはそう悪くない。何度も言うが、こういうメカニズムは、よくわからん。4時間くらいしか眠れてないと思うが。

 

まぁ、目覚めがいいことに文句はない。水を飲み、バナナを食べる。本日はバイトである。行きたく、ねぇー。

 

最近思う。私は、「即刻やらねばならぬ仕事」がある時、精神に障害が起こる。

「3日後までにやる仕事」は、まぁやる気も出るのだが、「ギリギリ、もしくはもうすでに遅れている仕事」があると、脳がヒズむ。ギリギリのくせに、動き出せなかったりする。

なので、当然、バイトも行きたくない。しかし、在宅で稼げるような技量もない。というか仕事を探すのが面倒くさい。考えれば考えるほど、バイトって実は結構効率的だったりする。

 

しばらく脳を躍らせたあと、時間なので家を出る。自転車を漕ぐ精神力はないので、駅まで歩く。

駅から街、街からバイト先へ。同僚に挨拶をして、タイムカードを切る。さぁてバイトだ。人生を、切り売りするぞー。

 

流石の日曜日、客足は絶えない。しかし、流れ自体は悪くない、テンポよく仕事をこなす。

数時間働いて、釈放。最近どうにも心の点きが悪くなっているので、一瞬ボードゲーム屋に寄る。まぁ、何を買う金もないので、冷やかしだけして帰る。心が点いたかどうかは、微妙。

電車に乗って、事務所へ帰る。電車の中で、ブログを少しだけ、書く。

 

戻ったら、とりあえず、ギターを弾く。ちょっとした依頼があり、数曲を作らねばならぬ。

テーマに沿って、アコギを鳴らす。自分発祥ではない音楽を作るのは、それはそれで楽しい。何となく1時間ほど弾くと、形になる。よしよし、良い良い。

これ、いずれ発表できるとは思いますが、いまはまだなんとも。そこまでノンフィクションとは関係はないやつです。

 

その後、さて、さぁて、動画をね、作らねばならんのですよ。パソコンの前に座って、マウスとキーボードをセットして、ソフトまで起動した。しかしそこから、インターネッツが止まらない。特に見たくもないページを行脚していく。反発する磁石みたいに、動画作業に近づけない。だって始めたら、始まってしまう。あの長い道のりが、始まってしまうのだ。

しばらく彷徨ったのち、意を決して、やり始める。ああ、始まってしまった。畜生め。

あーだこーだ言いながら、先日行われたレコーディング動画を、ちくちくと切る。

 

夕方、実家へ。本日は兄の誕生日が近く、宅配寿司であった。一貫一貫、のどを通るたび脳が狂喜していく。

寿司、ああ寿司。酢飯に刺身なだけで、あんなに美味くなるか、普通。いやならない。あれは絶対に、どっかがバグっている。システムエラー起こしている。そうでなければおかしい。

 

食べ終えて、惚ける。少ししたら、入浴を頂き。事務所へと戻る。

 

事務所にて、まず、動画の続きをする。

先は長いが、締め切りは近い。よく考えたら、普通にまずい状況だ。どうする、どうするよ。いや、どうするって、やるしかないのだけれど。でも、どうしようか。何か、奇跡が起こらないだろうか。急にやらなくてよくなる、何かが!

結局、やる。途中で何故かマウスが効かなくなったので、そこでやる気は断絶。パソコンを再起動させ、しばし携帯と戯れる。

 

のち、ブログを書き始める、書き終えたら、やはりもう少し、動画をいじらねばならぬ。他、画像も複数、作らねばならんだろう。ああ、山が、高い。

奇跡、お待ちしております。恵まれない私に、奇跡を。