台本を、書き始めました。
構想は、前からあったのですが、それがいつまで経っても整わなかった。
ざっくりとした雰囲気とギミックがあるだけで、中身がまったく浮かばない。それはもう、お化け屋敷と大差ない、いつまでも実体化しない日々に、悶々としておりました。
しかし、数日前から、何故だかスッと整い始めて、パズルのピースがはまっていくように、次に次にと、滑り出しました。
こういうことは、よくある。
何日考えても解決しない、絶壁のような問題が、ある日を境に、スッと溶け始める。溶け始めたら、後はダラダラと縮んでいき、あとは壁ともわからない残骸が残るのみ。あの日々は何だったんだ。何故解決したんだ。特に何をした訳でもないのに、奇跡か。ヤツが降りてきたのか。
ただ、そういう事例があるからと、調子に乗って「奇跡待ち」をすると、期限が過ぎても降りてこないこともある。
難しい。
まぁ、結局は、考え抜かねばならん、ということ。奇跡が降りたのはあくまで結果であって、考えを辞めては、ならんのだ。
考えて、生きねば。