ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

夏ニ至ル

 

 

 

 

2020/6/21

 

夏ニ至ル

 

夏至」らしいです。

夏に至る。美しいですね。

たぶん、農業か天候かなんかで、昔の日本的には大事な仕分けだったのでしょうが、今となっては季節を表す以外、大した意味はないように思えます。

しかしね、「今日は夏至です」と聞くだけで、あぁ夏になるんだなと、季節というものが、少しだけ肌に近づいたような気がするのです。とても、素敵。

そもそも「季節」なんて、単に人間が分かりやすくするための概念でしかなく、時間と場所によって空気が変容するだけの話です。

だけれど、それを「暑い時期」とか曖昧なものではなく「夏」と名前をつけることによって、その季節の空気をより深く、奥まで、感じる事ができる気がします。

夏、になりますね。なんだかんだ、楽しみ。