ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

8月21日 溶解夏男

朝は9時に起床。

目覚めは、そんなに悪くはない。バイトがないからだろう。いつも言っているな、これ。

起き抜けて、水を飲む。バナナはない。納豆と、卵だけ、食べる。

 

さて、作業は、山ほどある。が、やる気はまぁ、出ない。出ないやる気で、作業の準備だけ進めていく。作業は色々あるので、その準備も色々ある。ならば作業の準備は、もはや作業なのではないか?もう、よくわからなくなってくる。

 

最終的には、今後使う予定の名画の画像を片端から集めていた。絵画、いいよね。モネが好きですよ私、モネ。

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この絵が好きです。とても、叙情的。とても、美しい。

 

様々な準備をなして、ご満悦。昼食とする。

袋麺に卵を入れて、食べる。「電脳コイル」を少しずつ見ながら、食べる。現在13話、折り返し地点は過ぎた。3話くらい、話が進んでいないので、ダレてきた。こういう時、しんどい。

 

食べ終えたら、着替えて外に出る。1日籠っているのも、良くない。特に目的はないが、まぁ、スーパーでも行こうかね。

外に出ると、継続して夏であった。しかし蝉の声は、明らかに減っている。ツクツクホーシも、珍しくはなくなってきた。快晴の下、サンダルでコンクリートを踏む。

 

真っ直ぐスーパーへは向かわず、グルリと寄り道、回り道、近所を徘徊する。散歩は、とても好きである。何も考えず、五感だけで歩いていると、季節の中に溶けていくのを感じる。心地は、よい。

しかし、今は8月、そう、夏である。頭部に熱が籠っていくのが、感覚でわかる。それも心地は悪くないのだが、体調を崩すのは面倒くさい。とりあえず、スーパーへと入る。

 

食料を買おうかとも思ったが、もう少し徘徊を続けたくなったので、やめておく。生鮮と夏と屋外の組み合わせは、いずれ災いとなって現れるであろう。アイスだけ買って、店を出る。

 

ガリガリ君をかじりながら、また徘徊する。途中で出会う野良猫も、暑そうである。しばらく後を追ってみる。

ガリガリ君が、少し手に垂れてきた頃、猫は逃げていった。近づき過ぎたせいだろうか。残念。残りのガリガリ君を全て頬張って、棒をくわえながら、また進む。

しばらく川沿いのベンチで精神を彷徨させたら、戻る。流石に少し、頭がふらついてきた。年々、夏を楽しむ体力がなくなってきているなぁ。夏、好きなんだけど。

 

事務所に戻り、シャワーを浴びる。冷水が気持ち良い。浴室から出たら、身体を拭きながら扇風機を浴びる。ガシガシと頭を拭いていると、外ではまた、蝉が鳴き出した。

あー、良い、ちょー、良い。

 

少し伸び伸びしたら、動画の編集に入る。なんか、ずっと動画編集してんな、私。まぁ事実だから仕方ないのだけれど。

動画編集、少し目処がたった。この、「目処がたつ」という状態にさえなれば、後は結構、流れで行けるのだ。「目処がたつ」までの作業が、拷問のように辛いのだ。なんとかしてくれ、もう。

半年以上続いているが、未だに作業は、大変である。編集スピードはだいぶ上がったが、その分動画製作への姿勢はマンネリになっているので、かかる労力はそう変わってない気がする。

まぁ、やるけど。

 

夕方、作業を中断して、実家へ。飯を頂く。

頂いたら、居間にてごろり、父と談笑す。父が見ていた野球、4-2で勝っていたホークスが、後に4-13になっていた。笑う。

バナナをくすねて、事務所へと戻る。

 

戻ったら、珍しくやる気があったので、動画を編集する。とりあえず、切り作業は終わった。

動画は現在1時間半、ここから三分のニは削らねばならない。これがまた大変である。元の動画は10時間くらいあったので、これでもだいぶ切ったのではあるが。

 

ひと段落したので少しサボる権利を得て、少しサボったら、先にブログを書き始めて、今である。

終わったら、明日の演劇の練習に備え、台本を覚えねばならん。正直もう、それなりに眠いが、主催者たる私は覚えておかねばならん。

先日撮った演劇の録画を、ひっぱり出して、