ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

殺気の話

 

 

 

 

2020/8/27

 

殺気の話

 

「釣り銭の渡し方を注意されたコンビニバイトが、相手に暴行を加えて逮捕、相手は重症」

というニュースがあった。

世間体を気にすれば、暴力はいかんよ、とか適当に言うけど、私の内心はもう、大喝采である。

世間体と内心は違う。世界は平和になるべきだが、私の憎む奴らはみな死ぬべきなのである。それを実社会で口に出すかどうかの話である。

彼は実際に手を出しただけで、同じ事を思っていた奴は無数にいる。というか、接客業をやった事のある人間は皆同じ気持ちだろう。私かてそうである。この世は実に殺気に溢れている。

そういう衝動を、本来は娯楽や愚痴で発散したりするのである、私なんかは音楽にしたりしている。彼は暴力で発散した。原理自体は同じものである。そしてこの原理が、ロックであるとも言えると思う。善悪なんかは別にしてね。

 

これについて「店員も、それを擁護している人も危険人物である」という意見も、沢山見た。

世の中はそうね、シンプルじゃあないのよ。きっと貴方は客に突然罵倒されたり、意味不明に怒鳴られたりされた事がない、幸せな人生を送っていたのでしょう。どうかそのままお幸せに。