ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

逆クリティカル

 

 

 

 

2020/11/6

 

逆クリティカル

 

精神と、体調と、運勢と、状況と、そういうのがどうしても噛み合わず、首後ろに引っかかる洋服のタグみたいに気になって、何となく、作業が進まない時期は、ある。

壮大なる空転。チェーンは外れているのに、ペダルを回さなきゃいけない。早く目的の場所まで行かなければいけないが、歩いて行くには無理な距離。チェーンを直せばいいんだが、手がオイルで汚れるのは困る。まずは手を洗う場所を探さなきゃいけないが、目的までの時間は迫っている。

こういう、一種パニックのような状態には、いつまで経っても慣れない。よく見れば順序立ててクリアしていけば何の問題もないはずなのだけど、そういう解決に向き合うためのエネルギーは既に磨耗しており、八方塞がってしまう。

別に、今現在気が気じゃないとか、震えたり焦ったりしてる訳じゃなく、普通に笑いながら飯食ったりしてるんですが、その奥底の部分は、普段見て見ぬフリをしている机の下みたいに、見たくもないゴミが詰まっていたりするのです。

そういう時、あるよな、な、みんな。頼むぞ。

 

 

とりあえず、一旦どっかで整理をせねば。