2021/2/3
ラーメンと青い空
先週食べなかったので、久しぶりに、ラーメンです。なんというか「始まる」よね。
ラーメンって、こういうものだと思うんですよ。本来そんな高尚なメシでもないんです。写真のように、スープに麺、バラけたネギ、レンゲは最初真ん中に置かれていました。見栄えを整える必要ないとは言いませんが、そんなものでも全然いいのです。
なんでしょうかね、私にとって、白米と味噌汁、みたいな存在に近いんですよ。別に高尚なものでもない。「高級米を高い水で炊きました」みたいな必要はないし、「何日もかけて完成した味噌汁」である必要もないんです。ただ当たり前のものを作って、当たり前がそこにあればいい。熱い味噌汁を吸って、白いご飯を掻き込めれば良い。確かな安心がそこにある。
もちろん、作り手が適当ではダメなんですが、過剰に旨くしすぎようとすると、少しずつ私の思う「ラーメン」とは遠ざかっていきます。
当たり前があることの安心。店を出た後、この安心と青い空がよく調和します。さぁて、また頑張ります。やぁ、曲作るぞ。
