ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

グチ言うぞう

 

 

 

 

2021/5/5

 

グチ言うぞう

 

銭湯の大広間にて、家族連れやカップルが食事を楽しむ傍ら、白紙に黒鉛を擦り付けている、そんな私。

考えているのは、今後のスケジュールであったり、次に作るグッズのデザインあったり、作っている音源の詳細であったり、壮大な遊びの計画であったり、とにかく心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく徒然に紙に書き綴っている。あやしうこそものぐるほしけれ。

「スケジュールを立てる」ことはとても大事であるし、どんな仕事よりも優先すべきであること、そういう事にもう少し早く気がつきたかった。反省をしている。どうせ全部予定通りにはいかないのだろうけど、目処が立たないとそもそもお話にならない。

昔は、そんな事より手を動かした方が早いと思っていた。これもまた成長でありますよ。大丈夫、サボってる時間自体は、今も昔もそう変わらず膨大のはず。安心しておこう。

しかしスケジュールを書き起こしてみると、意外にもやらなければいけない事が多く、というか思いの外締め切りが迫っている事に気がつき、少し焦る。こういうのはスケジュールを立てる弊害である。いやまぁ立てなくてもいずれ気がつくのだけれど。

厄介なのが、ほとんどの仕事に締め切りはあるが、それは「締め切りまでに仕事を終わらせなければならない」という意味であり、そしてそれは「締め切りまでに終わらせれば良い」という意味へと変遷し「無理に今日やる必要はない」を介して「今日やる仕事ではない」へと着地する、そういうところである。不真面目どころか真面目に不真面目すらできないかいけつゾロリ以下の私には、この理論がとてもよく効く。

そして、こういう事をいくら並べても、結局は仕事をやるしかない事も知っているし、なんだかんだで私は大体はやってしまう事も知っている。こうやって愚痴を顕在化させる事で、少しでも逃避の隠れ家を塞ごうという思惑である。お目汚し失礼。仕事、します。

f:id:iijitakahiro:20210505194612j:image

銭湯帰りの川沿い。長くなった日と、ぬるい風が心地よい。帰って仕事を、しませう。