ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

約二千の夜を越えたら

 

 

 

2021/7/10

 

約二千の夜を越えたら

 

小倉FUSE、自主企画レコ発「ヒズミ談合」ありがとうございました。とても楽しくやらせて頂きました。

ずっと続けてきた我々の、果たした年月は無駄ではないと、しっかりと証明できたと思っております。楽しんで頂けたら幸いです。

 

本日は弾き語りでした岡田くんと出会ってから9年とからしい。多分ミズニのおふたりと出会ってからもそれくらいでしょう。

9年て、ちょっととんでもないですよな。簡単な年月ではない。長かったような短かかったような。積み重なった日々を想うと、ドリンクバーを全部混ぜしたような味わいがあります。本当に色々ありましたが、精神的な、根本的な所はほとんど変わってないように思えます。良いんだか悪いんだか。だから今だに売れていないし、だから今まで続いているのだと思います。たぶん。

ライブでも言いましたが、今回のイベントは6年前の我々の主催と出演者を酷似させております。6年前、当時よく対バンしていたバンドはほとんどいなくなりましたし、当時観に来てくれていたお客さんも大体いなくなりました。そんな中で、岡田くんとミズニ姉弟はバンドは変われどスタンスは変わらずずっと続いていて、それが私は本当に嬉しい。そして当時からずっと観てくれているお客さんも少なからずいて下さって、本当に本当に、私は嬉しい。

色んな事情があるのは当然です。バンドを辞めた人、ライブを見に来れなくなった人を責めるつもりはないです。身勝手ですが会えなくなっても、何処かで想って頂ければ嬉しいです。想いが力になる、なんて歌うのは私の役目ではないですが、想いは間違いなく、私の力になっております。

 

まだまだ、やるつもりです。しかし個々人の意志や趣味嗜好とは別次元で、現実というのは化け物のように変化を続けています。いずれ呑まれてしまうかもしれませんが、なるだけ抵抗するつもりです。

どうか6年後、また皆様と会えますように。私も頑張ります。

ありがとうございました。

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それはそうと、昨日はサポートベースがよたれ君(右)で、普段同じくサポートしてくれている岡田くん(左)も会場にいたので、ちょいちょい脳がバグりそうになりました。なぜいる?いや呼んだのよ私が?あれ?って。