ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

個体 vs 期待

 

 

 

2021/7/22

 

個体 vs 期待

 

この歳になってなお、自分の身体や精神の扱いがよくわからんのです。わからん、というよりは、正解という判断を下せない、という方が近いかもしれぬ。

それでも度々選択しながら、遅れたり壊したり失くしたりしながら、何とか進んでいるつもりです。頭の中で囁かれる「もっとできたはず」という思いは妄想だとわかっていながら、言われるたびに動揺し、でかいだけの頭を抱えています。

たぶんこの先も、自分の選択について、はっきりと正解の判断を下せる事はほとんどなく、8割くらいが不正解、もしくは不十分という判決を喰らいながら生きていくのだろうと思います。

精神的に負荷は抱え続けますが、つまりはまだ私は、自分に期待をしている事の裏返しでもあります。何とか応える術を、見つけねばならんのです。