ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

傍観者より

 

 

 

 

2021/9/22

 

傍観者より

 

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お誘い頂いたので、マーシーウッドペッカーのライブを観てきました。対バンでなく、人のライブを観に行くのは久しぶりです。でも今日はソールドしてしまっていたらしく、少しだけ予約のタイミングが早かったなと悔いております。ライブはお客さんのモノであるべきなので、なるだけ演者が席を埋めるべきではないと思っております。今の時期は特に。

しかしまぁ行きたくない訳ではない。そもそも観たいし、予約もしたので、行きました、そして観ました。

マシペカ、とても良かったです。もう少しクールなライブをするイメージがありましたが、今日は凄まじく熱の込もったライブをしておりました。ツアーをやって滾ったか、熱い友人たちにアテられたか。ともあれ、なるほど、こうなりましたか。今後が実に楽しみであります。

しかし今日のライブは、皆さん、若かったですな。私はこういうライブを観て「若いな」と思ってしまうくらいには、年月を過ごしてしまいました。

ライブも盛り上がっておりました、お客さんも入っておりました。今日の4バンドは、それぞれのシンパシーに溢れ、情念が相乗的に巻き起こっておりました。熱、とか、波、とか、そういうモノを確かに感じます。

私は多分、あの中には入れないのでしょう。年代とか、思想とか、大きくは違わないのですが、そういうもののほんの少しずつのズレを感じてしまいます。しかしまぁ、仕方のない事です。無理に混ざるとかそういうことをすれば、辛くなるのは我々なのですから。

頑張ってくれ、我々も頑張る。我々は、我々にしかできない事をやるだけです。もちろん、一緒にできないという訳ではありません。縁があれば大いに一緒にやりましょう。

それでもね、それでもね、負けんよ、我々はね。