ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

リズムアンドブルース

 

 

 

2021/10/4

 

リズムアンドブルース

 

ノンフィクション、練習でした。

最近の練習は、昔のようなとにかく曲を演りまくる練習ではなく、細かい箇所をすり合わせる確認のための練習となっております。全体のリズム、ノリの話。この曲のサビの前で一瞬溜まるクセがあるのをどうするかとか、そういう事を話しています。特にサポートがコージ君に代わったので、そういう話し合いが本当に大事な時期ではあります。

だがしかし、この私、そういうリズムとか、ノリとか、グルーヴの話にまるで入っていけない。昔から、私がただやる姿に合わせて演奏をしてもらうという、忖度バリバリのスタイルでやらせてもらっているので、そういう面に関して非常に疎いのです。

私を除く3人がリズムに関して熱い持論をぶつけ合う中、ひとりアンプから音を出さずにギターをペチペチと弾いておりました。というか3人って、この話し合いに正式メンバーよりサポートの数の方が多いのは流石に申し訳ない。けど、私が入った事で良くなるどころか悪くなる可能性すらあるので、ついにはギターをスラップするなどして遊んでおりました。

もう12年くらいバンドをやってるけど、未だに難しいもんです、音楽。やる事なす事がいくらでもあるし、その全てがやるもやらないも自由であり、すべてやったから理想のモノが作れるという訳でもない。ううむ、本当に難しい。

私もさすがに12年前よりかは格段に成長しています。存分に成熟しております。ただ、成熟したバンドマンが遅い曲しかやらなくなったりするの嫌いなので、その辺は怖いところです。でも意図的に早くやろうとするのも違うのだろうな。

ううむ、本当に難しい。とりあえず私はもう少し、メトロノーム君と話し合ってみるべきなんだろうか。でもあいつ、私のテンポについて来れないので、あんまり話が合わないのですよなぁ。