ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

サンガデイズ

 

 

 

 

2022/1/3

サンガデイズ

「三が日」という言葉を作った人間は、たぶん3日くらいまで休みたかったんだろうと思います。その恩恵にあやかって、今日までは堕落を継続しても許されるはず。コロナ禍につき親族会合はありませんでしたが、軽く顔だけ見せに行き、帰った後は爆睡をかましていました。この極楽のバランスを取るかのように、しっかりした悪夢を見ました。何故か最近は悪夢をよく見ます。無意識からの警鐘でしょうか、やめて欲しいもんです。

無音の中でコタツに入り、コーヒーを飲みながら本を読み、しばらく安住。一章を読み終えたら本を閉じ、天井と向き合うように寝転がり、しばし呆ける。呆けながら、これからの事を考える。三が日を過ぎたら、流石に動かねばなるまい。やらなきゃならん事はいくらでもある。面倒な事もめちゃくちゃあるが、やらねばならん。ちゃんとやるって、一昨日くらいに言ったばかりですからね。

面倒な事はどう頑張っても面倒な事で、好きな事の一部だろうが、どれだけ我慢しようが、その面倒さは少しも変化しない。その攻略法はまるでなく、ただやる事しかできない。逃げないがHPの高いメタルスライムみたいな奴です。しかも大した経験値はない。嫌になってしまう。

約束された憂鬱を憂いながら、今はまだ、もう少しだけ呆けます。だって三が日だもの。もう少し、もう少しだけ。