ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

電撃のゆくえ

 

 

 

 

2022/3/17

電撃のゆくえ

昨日、完成しましたデモの出来栄えがよく、昨日も何度も聞き直しましたが、今日もまた聞いていました。めっちゃいいです。聞くたび、こんな良い曲作ったの誰なん?誰なん?俺なんだよなぁ〜ってなってます。

あの、ディストーションのかかったギターと、ベースとバスドラとクラッシュシンバルが同時に鳴った瞬間の、あの電撃みたいな感覚。私はもうかれこれ20年近く、あの感覚に焦がされているのです。永遠が凝縮されて放たれたような、あの一瞬。あの音を聞くたびに、私の細胞は時を遡行して活性化していきます。

この感覚、私だけではないと思います。あれを電撃と感じ取り、一瞬で永遠を浴びている人間は、決して私だけではないと思います。そういう人のために、私は音楽を作っているのです。むろん、私も含めましてね。